秋祭り会場で5歳児をヒザ蹴り…東大卒九大准教授の“悪評”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年9月20日 17時1分

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(写真はイメージ)

 路上で男児(5)の腹部をヒザ蹴りした暴行容疑で、九州大経済学部准教授の宮澤健介容疑者(37=福岡市南区)が16日、福岡県警に逮捕された。

 宮澤容疑者は16日夜7時15分ごろ、福岡市の筥崎宮(はこざきぐう)で開催された秋祭り「放生会」の会場近くの路上で、家族で祭りに向かっていた男児の腹部をすれ違いざまに、腰を落としてヒザ蹴りした疑い。

 男児はうずくまり、その場から走って逃げた宮澤容疑者を男児の父親が100メートルほど追いかけて取り押さえた。

 父親が「警察を呼んで」と大声を上げ、居合わせた男性が110番通報したという。

「現場は宮澤容疑者の勤務先である九大の近くだったことから、仕事帰りだったようで、酒に酔っていたわけでもない。男児も騒ぎもせず、普通に歩いていただけだった。調べに対し『子供に気付かなかった。わざとではない』と容疑を否認していますが、目撃者もいます」(捜査事情通)

 宮澤容疑者は東大経済学部を卒業後、同博士課程を修了。専門はマクロ経済学。正真正銘のインテリセンセイが、なぜこんな暴挙に出たのか。九大関係者はこう話す。

「正直、学生からの評判は最悪です。事件の報道を見て、あの人ならあり得ると思いましたよ。自分が『東大卒』であることをハナにかけ、学生や同僚の先生や職員に対して、いつも威圧的でゴーマンな態度をとってましたから。質問に答えられない生徒に対し『ドゥー・ユー・アンダスタン・ジャパニーズ?』と小バカにしたり、成績を付けるときも、ほとんどの学生にFを付けたこともあったそうです。パワハラ問題を起こし、年度途中に授業の担当を外されるという“しくじり”をしたこともあると聞いています」

 九大といえば、九州帝大を母体とする歴史ある国立大だ。そこで教員によるパワハラがあったとしたら大問題。九大の広報室に問い合わせた。

 ――宮澤容疑者にかつてパワハラ問題はあったのか?

「その件に関しましては九州大学としては現時点ではお話しすることはございません」

 ――その理由は?

「理由も何も、九州大学としてはその件については今はお話することはございません、ということです。処分があった場合には定期的に公表しています」

 ――では、年度の途中に変わったという事実はなかった?

「いえ、その件についてはすみません、お話することは今何もありません」

 ――何でですか?

「何でですか、も何も、ちょっと今のところはないですね。それ以上のことはございません」

 ――調査中ということですか?

「それもお答えはしません」

 ――事実はなかったのですか?

「なかったとも申しません」

「東大卒が自慢」のセンセイがセンセイなら、名門国立大の広報も広報だ。パワハラがあったか、なかったかの事実確認をしているのだ。

 大学教員が児童に暴行を加えて逮捕され、そのうえパワハラ疑惑まで浮上したというのに、コトの重大さがまったく理解できていない。国立大の教職員の自覚があるのか。暴行は犯罪で、パワハラは不当行為に当たる可能性があることを、東大も九大も教えていないのか。

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