今度は消費税で…“菅vs麻生”キングメーカー争いが始まった

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年1月11日 9時26分

写真

今度は消費税でドンパチ(C)日刊ゲンダイ

 また、麻生財務相と菅官房長官の“内紛”が勃発している。すでに、4月7日に行われる福岡県知事選を巡って対立している2人。麻生氏は新人、菅氏は現職と、それぞれ別の候補者を支援している。「麻生vs菅」は、2016年に行われた衆院福岡6区の補欠選挙でも、別の候補者を支援して対立している。福岡の選挙で敵対するのは2回目だ。

 さらに、今度は「消費税増税」でツバぜり合いを演じている。消費税増税を確実に実施したい麻生氏に対し、菅氏は「再延期もアリ」という立場だ。

 菅氏は3日のラジオ番組でも、増税の最終判断時期について「2019年度予算の成立がひとつの区切りではないか」と、まだ「再延期」の可能性があるとしている。8日の記者会見で“菅発言”について聞かれた麻生氏は、「官房長官に確認した方がいい。私は聞いていない」と不快感をあらわにしている。

「もう、あの2人の仲は修復不可能でしょう。麻生さんからしたら、『なぜ、菅のヤローは俺の縄張りに入ってくるんだ』という気持ちでしょう。福岡は麻生さんの地盤ですからね。地元の選挙に2回も介入されて怒りを募らせているはずです。さらに、消費税増税は財務省の悲願です。選挙と政策。麻生さんは『菅のヤツは邪魔ばかりする』と憤っているはずです」(政界関係者)

 もともと不仲な2人だが、対立が露骨になっているのは、安倍政権のレームダック化を見越しているからだとみられている。

「7月の参院選で自民党が敗北するのは、ほぼ確実です。衆参ダブル選挙が浮上しているのも、参院選単独では勝利が難しいからです。参院選で敗北したら、たとえ安倍首相が居座ろうとしても、“オリンピック花道論”が強まるでしょう。一気に政界は“ポスト安倍”で動き始める。その時、キングメーカーになるのが、菅官房長官と麻生財務相です。すでに2人は、キングメーカー争いを始めているということです」(自民党事情通)

 この先、さらに「麻生vs菅」の対立が強まっていくのではないか。

日刊ゲンダイDIGITAL

トピックスRSS

ランキング