立憲若手のマレーシア視察に“冷笑”…枝野代表に批判殺到

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年9月3日 15時2分

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傲岸不遜(C)日刊ゲンダイ

 野党第1党の立憲民主の枝野幸男代表に批判が殺到している。先月30日の会見で枝野氏は、立憲の若手が「消費税廃止」を訴える「れいわ新選組」の山本太郎代表と共に、昨年6月に消費税を廃止したマレーシアを視察したことを問われ、トンデモ回答。若手を通じた「れいわ」との共闘の可能性を質問されたが、枝野氏は「(マレーシアは)消費税を廃止したけど失敗した国ですよね」と、冷たい笑みを浮かべながら切り捨てたのだ。

 冷笑する枝野氏に対し〈枝野さん、なんで笑うの??〉〈これ見て支持やめた〉などのツイートが噴出。山本氏と立憲若手のマレーシア視察は、消費税減税で野党結集を進める狙いがあったはず。国民民主党の玉木雄一郎代表も消費税減税に言及しており「共闘」をアピールする絶好の機会だ。なぜ枝野氏は不遜な態度を取ったのか。

■「寝ろ」「立て」から「去れ」に

「枝野代表は立憲を『国民政党』にしたいと考えており、ポッと出の小政党『れいわ』にすり寄ることをよしとしていない。参院選では『れいわに立憲の票を取られた』との指摘も根強く、枝野代表としても感情的なしこりが残っている。立憲内部も、れいわとの協力について慎重派と積極派で割れつつある状況。難しいかじ取りを迫られており、共同視察を表立って評価することができないでいる」(野党関係者)

 いかなる事情があれど、「冷笑」はまずかった。会見で枝野氏に質問したジャーナリストの横田一氏はこう言う。

「今回の枝野代表の『冷笑』は、希望の党立ち上げの際、笑みを浮かべながら『(リベラル派を)排除します』と発言した小池百合子都知事に通じるものを感じました。批判を招くのも仕方ありません。せっかく有望な若手が山本代表と視察に行ったわけですから『消費税については若手の報告を待って、今後検討する』などと前向きな発言をすればよかったのではないか。野党共闘が進んでいることをにおわせれば、与党にもプレッシャーになるはずです」

 これまでネットでは枝野氏に対し、〈寝ろ〉〈立て〉とのコメントが話題になったが、いまや〈枝野去れ〉との声も。大きな塊をつくれなければ、安倍政権を利するだけだ。

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