山岡も吉田正も大幅アップ…オリ最下位なのに“暖冬”のワケ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年12月3日 12時0分

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オリックス・山岡泰輔(C)日刊ゲンダイ

 オリックスに暖冬が押し寄せている。

 1日には山岡泰輔(24)が倍以上となる5500万円アップの1億円でサイン。1億1500万円増の2億円で判を押した吉田正尚(26)に続き、イチロー超えの球団最速大台突破となった。ここまでダウン提示でサインした選手は33人中5人だけ。それも小幅な減額が多く、大幅減俸となったのはT―岡田(31)の6000万円ダウンくらいだ。

 オリックスは今オフ、最下位でもFA市場に一切参加しなかった。退団が決定的とされるロメロ(31)の2億7500万円が浮くとはいえ、最下位チームにしては羽振りがいい。ある球団の元査定担当者はこう言う。

「昔は“どれだけ優勝に貢献したか”という指針も重視され、個人の成績が良くてもチームの成績が悪ければ、『優勝に貢献していない』『Aクラスに入っていれば』と突っぱねて、それが球団の逃げ道にもなっていた。しかし、今は細かい成績も一目瞭然の時代。さらに投手なら牽制のうまさ、野手なら守備範囲の広さ、強肩外野手は二塁走者を本塁へ走らせないといったことを材料に、他球団の選手やチームメートと比較したり交渉材料にすることも珍しくない。そうやって理詰めでこられると、ある程度は評価せざるを得ない」

 かつては自作のデータ資料を持参して交渉の材料にした選手もいたが、今は代理人をつける選手も増え、交渉の席で空気にのまれることなく、自分の意思を明確に示す選手もいる。

 先月、年俸6000万円でサインした中日の高橋周平(25)が、イベントでファンから年俸1億円になるには? と聞かれ、「なかなかBクラスだと給料が上がらない」と言っていたが、それは交渉が下手なだけである。

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