「コロナ検査させて」と神戸で誘拐未遂…乱れ髪ロリコン男の素性

日刊ゲンダイDIGITAL / 2020年6月5日 9時26分

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小学生が狙われた(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

「新型コロナの検査をさせて欲しいんだけど、体とか触るけど、注射はしないからこっち来てくれる?」

 ロリコン野郎はこう言って、小学生たちをダマそうとした。

 3月24日午後6時ごろ、神戸市垂水区の住宅街の路上で小学生5人に声を掛け、誘拐しようとしたとして、兵庫県淡路市のアルバイト、谷正弘容疑者(23)が3日、未成年者誘拐未遂の疑いで県警垂水署に逮捕された。調べに対し、「わいせつ目的で声を掛けた」と容疑を認めている。

 現場には6歳から10歳までの女の子4人、男の子1人がいて、9歳の女の子と7歳の男の子が谷容疑者について行こうとしたため、年長者の10歳の女の子が「行っちゃダメ」と呼び止めた。別の女の子が近くの自宅に戻り、母親に「変な人に話しかけられた」と伝えた。しかし、これを聞いた母親が現場に到着した時は、すでに谷容疑者はトンズラ。同日夜に母親が110番し、防犯カメラの映像や聞き込み調査で谷容疑者が浮上した。

■女の子の機転がなければ…

「本人の話しぶりからすると土地勘はなさそうな感じやな。上下黒い服を着てマスクを着け、見るからに怪しい格好やった。女児が言うには、髪の毛はボサボサで風呂にも入ってへんような汚らしい雰囲気やったそうや。口数は少なく、いわゆるオタク系のやつやな」(捜査事情通)

 現場は垂水区と淡路島を結ぶ明石海峡大橋のたもと付近。谷容疑者は県内の遺跡発掘調査のアルバイトに行くため、淡路島からバスと電車を乗り継ぎ発掘現場に通っていた。

 昔から考古学が好きだったようで、4年前、大学生だった頃には、淡路島で発見された弥生時代の青銅器「松帆銅鐸」の一般市民向け解説講座に参加。「研究が深まれば弥生人の暮らしが分かるかもしれない。ロマンを感じる」と語っていたという。

 10歳の女の子が呼び止めなかったら、危ないところだった。「コロナ検査」を口実に幼い子供をダマすとは、やることがクソだ。

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