伊藤健太郎容疑者“有頂天”からの転落…よぎる「2年前のひき逃げ事件」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2020年10月30日 14時20分

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送検される伊藤容疑者(30日)/(C)日刊ゲンダイ

 事故の余波はどんどん広がっている。自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎容疑者(23)。28日の夕方6時前、国立競技場からほど近い東京・千駄ケ谷の交差点を車で運転中にバイクと衝突する事故を起こした。そしてバイクに乗っていた26歳の男性と27歳の女性にケガをさせながら現場から逃走したのである。

 伊藤容疑者はモデル出身で2018年に俳優デビュー後、同年の日本テレビ系「今日から俺は!!」で注目され、昨年秋のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で、お茶の間まで知名度を広げた。今や出演作が目白押しで、出演CM10本を抱える。「最も上り調子の若手」と呼ばれた売れっ子の転落劇の裏に何があったのか。

 調べなどによると伊藤容疑者は現場を目撃したタクシーがクラクションを鳴らして追いかけ、運転手に諭されて現場に戻ったらしいが、数百メートルはスピードも落とさず、逃げ切ろうとした節すらある。パニック状態だったと供述しているそうだが、一度立ち去ったことで被害者を救護する義務を怠り、逃亡や証拠隠滅の疑いも出ており、「今の芸能界でのポジションは消滅でしょう」とワイドショー芸能デスクは言う。

 人身事故とひき逃げ犯では、世間や警察への印象も違うし量刑も違ってくる。今年9月、フジテレビ系のドラマ「SUITS/スーツSeason2」でひき逃げ犯役を演じたばかりだったというから、何も学ばなかったのかということか。

「引き合いに出されるのが元『モー娘。』の吉澤ひとみのひき逃げ事件です。2018年9月、中野区で横断歩道を横断中の人をはね、現場から立ち去った。十数分後に現場に戻ったものの救護義務を怠り、道交法違反に過失運転致死傷罪で起訴され懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が下されました。だいたい3年ぐらいが相場とされるところ、2年も長い執行猶予となった。酒気帯びだったこともありますが、これで吉澤は芸能界から姿を消し、今も復帰できていません」(前出の芸能デスク)

■女性マネージャーとの仲たがい?

 業界からはこんな声も。

「彼は4月に事務所を移籍し、デビュー当時の“元さや”に戻ったのですが、この裏にあるとみられているのが、育ての親であった女性マネジャーとの仲たがい。このマネジャーの元を離れてから、素行が悪くなり、誰もその首に鈴をつける者がいない状況にありました」

 ベテラン芸能記者、青山佳裕氏はこう言う。

「好青年で、ちゃんとしたイメージがありましたけど、やんちゃで調子に乗りやすい性格との見方もあります。23歳で売れて有頂天になるのは分かるにしても、その分、身の振り方をちゃんとしなければならないのが芸能界。昔も今も売れた者勝ちですが、それで裸の王様になって結果的に消えていった先輩は数え切れません」

 起こるべくして起きた転落劇だったか。

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