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稲葉篤紀GMの二軍監督就任で見えた日本ハムの青写真 「再来年は一軍で指揮」への布石

日刊ゲンダイDIGITAL / 2023年11月20日 10時50分

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二軍監督就任が決まった稲葉GM(同じく二軍の右は金子コーチ、左は浦野コーチ)/(C)共同通信社

「一人でも多く一軍で活躍する選手を育てることが私の使命」

 18日、来季、二軍監督に就任する稲葉篤紀GM(51)がこう言った。

 学年が1つ上の新庄監督(51)とは現役時代、ともに外野を守った間柄で、2人は2006年のリーグ優勝と日本一に貢献した。

 稲葉GMを二軍監督に据えることで一、二軍の連携を、いま以上にスムーズにする狙いはあるのだろうが、「それだけじゃないでしょう。新庄監督の次を見据えた人事でもある」と、日本ハムOBがこう続ける。

「稲葉GMは本来、栗山監督の後任の最有力候補でした。ストイックで若手に厳し過ぎるスタンスや、グラウンド外の問題を週刊誌に書かれて消滅しましたけど、21年の東京五輪で日本代表を金メダルに導いた監督としての手腕もあって、周囲や親会社も再評価しています。二軍監督の次は、一軍の指揮を執らせる青写真でしょう。二軍の清水雅治総合コーチ(59)の招聘は、稲葉GMの意向と聞きました」

■強かった当時のチームを熟知

 稲葉GMは日本ハムが06年からの11年間で5回リーグ優勝したころの主力選手。強かった当時のチーム状況を熟知している。

「当時の日本ハムは投手中心の守りを優先したチームだった。長いペナントレースを制するには投手力はもちろん、どうしたって内外野の守備力が重要になる。稲葉GMも勝つためにはディフェンスがカギだと考えていて、守備のいい選手を育てていくと思いますね」(前出のOB)

 そうやって「一軍で活躍する選手」と共に、やがては自身が一軍の指揮を執ることになるというのだ。

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