ダイソンアワード国際最優秀賞「MOM」がアフリカの新生児を救います

GIGAMEN / 2014年11月19日 10時30分

ダイソンアワードというものをご存知でしょうか。ダイソンというと、サイクロン方式の強力な掃除機というイメージが強いですね。その掃除機のダイソン(正確にはジェームズ ダイソン財団)が運営しているのが、ダイソンアワードなのです。

工業デザイン等の世界を志す大学生や大学院生を対象として、世界各国で展開される国際デザインアワードなのです。そして、ダイソンアワード2014が発表され、国際最優秀賞を受賞したのは、イギリスの学生が作成した保育器「MOM」です。

保育器というのは、保温、保湿、酸素などの環境を整えられていて、新生児が未熟児であったり、呼吸器疾患が疑われるようなときに、新生児に快適な生育環境を提供するものです。

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MOMは100万人の新生児を低体温症から救います

世界的に見ると年間1500万人の新生児のうち、100万人が低体温症で亡くなっているそうです。特にアフリカのウガンダでは約27万人もの新生児が命を失っていると言われています。

こういった地域にこの保育器MOMを提供できれば、多くの新生児の命を救うことができます。従前の保育器の値段は500万円以上していました。アフリカ諸国がこんな高価な保育器を備えることは不可能です。そんなジレンマに救いの手を差し伸べようというのが、MOMなのです。

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低価格でコンパクトなMOMをアフリカ諸国に提供しよう

従来の100分の1の価格で生産することを可能にしました。カバン状の形状で、コンパクトであり、搬送しやすいところも、アフリカ諸国にとっては大きなメリットとなるでしょう。

MOMの左右の引っ張ることによって、新生児に安定した生育環境を提供することができ、電源も自動車のバッテリー程度のものがあれば足ります。

戦後日本人の寿命は大きく伸びました。主要な原因は、新生児が命を落とすことがなくなったことといわれています。MOMがアフリカ諸国で元気な産声をあげる赤ちゃんに、救いの手を差し伸べてくれることを期待して止みません。

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