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アメリカ海軍が開発中の、クロマグロ型スパイ・ドローン

GIGAMEN / 2014年12月20日 20時30分

現在、米海軍のプロジェクト「Project Silent Nemo(プロジェクト・サイレント・ニモ)」で開発されている海中スパイ・ドローンが、本物の魚にしか見えない。

体長150cm、重量45kg、クロマグロに似たこの高性能ロボットは、見かけは無害な普通の魚だが、敵国の海域に察知されずに侵入できる能力を備えている。

gigamen_Project_Silent_Nemo01

本物の魚を真似て開発

魚型ロボットの体表には、魚と同じようなぬめり感のあるゴムが使われている。また、泳ぐ時のスムーズなヒレの動きや、体のくねりは、本物の魚を手本にしてプログラムされている。

本物の魚と同じように動けるこのロボットの最大の利点は、音を立てないということだ。他のどんな型のスパイロボットよりも静かに水中を進むことができるので、敵のソナーに探知されにくい。

将来は量産される予定

このプロジェクトは、最新テクノロジーの軍事利用を推進する米国海軍研究事務所が主導している。米国海軍は将来この魚型ロボットを量産し、重要な港を警備させたり、敵の海域に潜入させたりすることを考えているらしい。

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