英国の象徴的存在「ランドローバー ディフェンダー」ついに生産終了
GIGAMEN / 2016年2月20日 7時0分
英国で68年間生産が続けられていた「ディフェンダー」が英ソリハルにある工場でついに最後の生産を終えた。生産ラインでファイナルラップを飾る最後の「ディフェンダー90ヘリテージソフトトップ」を、ソリハル工場で働く現役職員と退職した職員700人以上が見届けた模様は、TVのニュースでも世界中に届けられたので、ご覧になった方も多いでしょう。
戦後の鉄鋼不足から生まれたアルミボディ
原点となった「シリーズ I」はアルミ製ボディを採用する独創的なクルマだったが、耐腐性の追求や軽量化を意図したものではなく、鋼鉄が深刻な材料不足に陥っていたことからの採用だった。そして、当時はトラクターや農業用トラックのような農業用車両でありながら街まで行くことも出来るクルマとして活用された。
作業用車両がコレクターの注目を浴びる
1970年に高級SUV「レンジローバー」が加わり、1989年には「ディスカバリー」も追加されたことで、翌年の1990年に「ディフェンダー」に改名されて、ランドローバーはモデル名からブランド名に昇格した。それまで作業用車に過ぎなかった「シリーズ」のトラックも、コレクターの注目を浴びる存在となった。
比較的高級化した「ディフェンダー ヘリテージ」シリーズのモデルは、最新技術を搭載しながらも原点となった「シリーズ I」の外観をそのままに受け継いでいる。また、「ディフェンダー」は大半が手作業で組み立てられることから、機械による組み立てが多い他の車に比べて高額で、完成までにかかる時間も長かった
今後はどうなるのか、新型「ディフェンダー」は開発中
今後については新型「ディフェンダー」が開発中とされており、正統な後継モデルか、違う方向へ進化するのか定かではないが、けっしてどっちつかずのクルマにはなってはならないということを世界中のファンが願っているのは間違いない。
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