「GRスーパースポーツコンセプト」公開、新トップカテゴリー挑戦車両か?
GIGAMEN / 2018年7月14日 10時30分
トヨタ・ガズー・レーシングは、6月15日にル・マン24時間レースの会場において、「GRスーパースポーツコンセプト」を公開し、市販に向けた開発に着手したことを発表した。
このコンセプトカーは、ル・マン24時間レースで優勝したレーシングマシン「TS050 HYBRID」とほぼ同じ主要パーツで構成されたコンセプトカー。実戦で鍛えられたV6ツインターボチャージャーや、トヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)を搭載。パワーユニットは、高効率のEVシステムと、希薄燃焼エンジンの組み合わせにより、次世代のスーパースポーツカーを目指している。
そして、これは同日、ル・マン24時間を運営するフランス西部自動車クラブ(ACO)が発表した、2020-2021年に導入される『新トップカテゴリー』の概要とリンクしている。
「GRスーパースポーツコンセプト」新トップカテゴリーの特徴
発表された新トップカテゴリーで特徴的なのは、各自動車メーカーの個性を重視したデザインコンセプトだ。この“ハイパーカー”コンセプトは、GTカーのブランドデザインを保つために空力開発が可能な部分を削減し、空力テストを含むホモロゲーションの取得が必要となっている。さらに、コクピットのスペース拡大やルーフラインの設定、ウインドスクリーンの拡大などが現行のLMP1とはまったく異なるものになり、「GRスーパースポーツコンセプト」のような車両になるはずなのだ。
また、パワートレインについては、エンジンの気筒数、ターボ、などは自由だが、性能のターゲットが定められ、ハイブリッドシステムはフロントに搭載され、システムはFIAとACOによってホモロゲーションされ、プライベーターに対しても、最低供給台数や性能、そしてコストについても規制される。
この新しいルールには多くのメーカーが注目し、これまで以上のメーカーが参加しそうだが、トヨタが「GRスーパースポーツコンセプト」をベースとした車両で、参戦するのは間違いないはずである。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
新型車続々、2025年スポーツカー人気復活の兆し プレリュードやシビックなどの注目モデル公開
東洋経済オンライン / 2025年2月3日 13時30分
-
“5速MT”搭載! ダイハツ新「ミライース GRスポーツ」発表に反響殺到! 久々の本格的「軽ホットハッチ」コンセプトは“盛り上がり次第”で市販化に期待!?
くるまのニュース / 2025年1月15日 18時10分
-
トヨタ「爆速ハッチバックスポーツ」カスタムカー公開! ド迫力の“ロー&ワイド”ボディד高性能化エンジン”搭載! トムスのレーシングDNAが詰まった「GRヤリス」とは
くるまのニュース / 2025年1月12日 17時10分
-
トヨタ、ミッドシップの『GRヤリス』に、新エアロコンセプトも初公開…東京オートサロン2025
レスポンス / 2025年1月10日 10時41分
-
トヨタが「超凄いヤリス」世界初公開! 2Lエンジン&ミッドシップ採用!? 可変ウイング仕様も登場!? ニュル参戦やGR86進化、ランクルなどドドッとオートサロンで発表
くるまのニュース / 2025年1月10日 9時50分
ランキング
-
1え?「介護は嫁の務め」っておっしゃいました?この〈昭和脳〉の兄妹が!…寝たきりの義母を3年間介護し続けてきた64歳女性、遺産2,000万円の分割が終わった直後に家庭裁判所に駆け込んだワケ【CFPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年2月7日 10時15分
-
2ホンダとの統合は破談へ、日産「自主再建」の茨道 「単独」で将来描けず、感情的決裂は両社に痛手
東洋経済オンライン / 2025年2月7日 8時0分
-
3124歳まで返済を続けることになる…5歳児を轢いた高齢ドライバー(60代)がたどる「無保険事故」の悲惨な結末
プレジデントオンライン / 2025年2月7日 8時15分
-
4長引く「しゃっくり」に潜む病魔…2日以上続いたら要注意
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月7日 9時26分
-
5「休職すると転職活動で不利になるのか」産業医だから知っている精神疾患で休んだ社員の"その後"
プレジデントオンライン / 2025年2月7日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
