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83年越しの遊覧飛行! 7才の少年が90才の曽祖父にサプライズ

GIGAMEN / 2018年8月19日 10時30分

1935年、アーノルド・ノイハウスさんはKLMオランダ航空主催のコンテストで優勝し、飛行機に乗れる権利を獲得したものの、家族の病気で権利を行使できませんでした。それから83年後、ひ孫のジャガーくんがサプライズを手土産にやって来る様子が6月、YouTubeで公開されました。

粋な計らいとして用意された自動車とプロペラ機。

ノイハウスさんは1928年生まれの90才。35年、KLMが主催した子ども向けのコンテストで優勝し、アムステルダム上空の遊覧飛行に搭乗できる権利を得ましたが、家族の病気で外部と接触できなかったことなどから、権利を行使できず。それでもノイハウスさんは7才の時の誇らしい思い出を自分の子供、孫、ひ孫に聞かせていました。その一人が今年で7才のジャガーくんでした。

ジャガーくんとKLMの客室乗務員は、ノイハウスさんの家をサプライズで訪れ、「一緒にフライトを楽しみませんか」と提案しました。90才の曽祖父は「今からかい?」と驚きながらも、申し出を快諾。空港に向かう道中には1928年製の自動車「A型フォード」、遊覧飛行には、ジャガーくんが思わず「スーパークール」と口にした、44年製の双発プロペラ機「ダグラスDC-3」が用意されました。

サプライズは家族が今後語り継いでいく思い出に。

ノイハウスさんへのサプライズは、アムステルダムの美しい町並みを見下ろすフライトの後も続きました。プロペラ機が空港に戻ってくると、滑走路に83年前の思い出を共有する家族が集合し、主役の帰りを待っていました。飛行機をバックに撮影した家族写真はノイハウスさんにとって忘れられない一枚、今回のサプライズは家族にとって今後語り継がれる思い出になったことでしょう。

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