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コロナを捕獲できる空気清浄機が発売 フィルター代替品は再利用可

GIGAMEN / 2020年11月18日 12時30分

スマホを清潔にする紫外線殺菌器の開発に特化してきたPhoneSoap社(米国)が今秋、スマホではなく部屋の空気をきれいにする空気清浄機「AirSoap」を発売しました。なんと一般的な空気清浄機では捕獲できないコロナウイルスやインフルエンザウイルスを捕まえられるのです。

内部でウイルスは死滅し、プレートに吸着する

まず一般的なHEPAフィルター付き空気清浄機と「AirSoap」との違いについて。高性能とされてきたHEPAフィルターは直径300nm以上の微粒子(例えば大腸菌やサルモネラ菌)を捕獲できますが、それより小さな微粒子(例えばコロナウイルスやインフルエンザウイルス)はどうしようもできません。

しかし「AirSoap」は内部にプラズマフィールドを作り出し、そこで細菌・ウイルスを死滅させ、正電荷を帯びさせます。プラズマフィールドを通過した微粒子は収集プレートに吸着します。プレートは直径14nm以上の微粒子を捕獲できるので、HEPAフィルターでは対応できないコロナウイルスやインフルエンザウイルスを空気中から取り除くことが可能です。

新型コロナより小さなウイルスの死滅に成功

「AirSoap」の微粒子収集プレートは、HEPAフィルターと違い、洗って再利用可能です。フィルター(プレート)を買い替える必要がなく、フィルターが環境に有害なグラスファイバー素材で作られているなら、それを廃棄せずに済みます。HEPAフィルターを交換することなく、ずっと使い続けていると、空気清浄機が「空気汚染機」になってしまうので注意が必要です。

さて「AirSoap」が新型コロナウイルスを捕獲できるのかどうかですが、同ウイルスを用いた実験はまだ出来ないとのこと。しかしより小さいとされるウイルスの死滅に成功しているのは確かです。コロナウイルスやインフルエンザウイルスに加え、アレルゲン(例えばペットのフケ)なども捕獲でき、財布にも環境にもやさしい空気清浄機に興味が湧いた人は商品ページへ。

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