装着するだけで充電されるスマートウォッチが発売 見た目はアナログ

スイスのウェアラブル端末開発メーカー、SEQUENTは今春、見た目は洗練されたデザインのアナログウォッチであり、実際は自動充電機能を備えた画期的なスマートウォッチである「SuperCharger 2.1」の販売を自社サイトで始めました。

機能は必要最小限。消費カロリーなどは確認できる

「SuperCharger 2.1」を稼働させる上で必要なのは、装着している時のわずかな腕の動きだけです。腕の運動エネルギーを電気エネルギーに変えるので、充電ケーブルも充電ドックも必要ありません。スマートウォッチの充電が心底面倒だと思っている人、スマートウォッチのバッテリー持続時間の短さが不満な人にはうってつけです。

「SuperCharger 2.1」は装着するだけで充電されることに重きを置いているため、電話をかけること・音楽を流すこと・支払いをすることはもちろん、スマホからの通知も受け取れないので注意が必要です。ただ、歩数・移動距離・消費カロリーといった健康管理に必要な最低限の情報は得ることができ、専用アプリで確認できます。

軽さか、高級感か。発売前に行われたCFの状況は

「SuperCharger 2.1」を購入したい人はスポーツ版・プレミアム版・プレミアムHR版のどれかを選ぶことになります。スポーツ版の特長は最軽量であること（63g）。プレミアム版は高級感のあるサファイアガラスを採用しています。最も高価なプレミアムHR版にのみ心拍数モニタリング機能が付いています。興味のある方はsequentworld.comにアクセスしてみてください。

なお、SEQUENTは「SuperCharger 2.1」の先行販売プロジェクトを米クラウドファンディング（CF）サイトで立ち上げましたが、見た目はアナログなスマートウォッチは予定から1年経過しても発送が完了していません。コロナ禍は想定外だったでしょうが、スケジュールの見通しに甘さが無かったとは言い切れないでしょう。果たして支援者への配送をきちんと終えられるでしょうか。