【武藤彩未インタビュー】新曲『マーマレード』をデジタルリリース「夕焼けの中で歌いたい!」

GirlsNews / 2020年9月2日 10時4分

武藤彩未

ソロシンガーの武藤彩未さんが2日、新曲『マーマレード』をデジタルリリース。この新曲について、作詞活動について、そして10月23日に決まった久々の有観客ライブへの期待を語った。

--まず8月の無観客生配信ライブ、お疲れ様でした! ライブ冒頭はお客さんからのレスポンスがないことに戸惑っていたようでしたが、ステージ上でスマホで視聴者のコメントを見始めてから、その雰囲気に馴染んできていた気がします。

「はい。無観客生配信ライブの楽しさが徐々にわかってきました。ライブ中に直接コメントをもらえるのって、有観客ライブだったらなかなかなく、聞けても限られている。コメントを見てやりとりできるというのが、無観客生配信ならではだなと思いました」

--会話ではないけど、お客さんの温かさが伝わったかもしれません。

「コメントを見ていると、そばにいてくれている、一人じゃないなと思いました」

--そのライブ中には新曲『マーマレード』が9月2日にリリースされること、そして10月23日に久々の有観客ライブを行うことも発表されました。

「ライブで一緒に盛り上がれる曲というのをイメージして作っているので、10月のライブで新曲を披露するのが楽しみです」

--今回も歌詞は?

「はい。まず自分で書いて、作曲の御供(信弘)さんと話し合って一緒に作り上げていきました」

--前回のインタビューで、作詞をするときは、実体験よりも、読んだ物語や友人から聞いた話をモチーフにしているとのことでしたが?

「相変わらずです、そこは(笑)。自分の気持ちというよりは、イメージして作り上げた世界ということで。最近は韓国ドラマにハマっているので、恋愛ものをイメージしやすいですね」

--例の流行しているものとか?

「流行っているものも全部見ましたし、それ以外でも月に2、3本の勢いで観ています(笑)」

--今の日本のドラマで観ないようなストレートなストーリーや表現が魅力かもしれません。

「一つのお話のなかにいろんな展開が来るので、見ながらいろんな気持ちにさせられます。あとは友達との会話も参考にしながら、今回の詞を作りました」

--少女漫画っぽい世界観、可愛らしい感じですね。

「自分の理想かもしれないですね。それが出ちゃっているのかもしれない」

--実年齢というよりもちょっと下の年齢の恋愛っぽい?

「そうかもしれないですね。中学生の頃から『さくら学院』の活動をやっていたので、そのときに経験してこなかった青春を作詞でイメージしているのかもしれません」

--彩未さんの場合、もっといえば子どものころから芸能活動していましたからね。

「そうですね。小学生の頃から芸能活動をさせていただいた分、普通の学生が通るような道を通ってこれなかったところもあるので、そういうのを代わりに歌の世界で表現できるのは楽しいですね。それは自分では意識はしていなかったんですけど、言われてみれば、自然とそうなっているのかなと思います」

--彩未さんの楽曲は80~90年代テイストを感じつつも、いまどきのポップミュージック感も感じられる。今回の楽曲でも彩未さんの歌い方で80年代感を強く感じる部分もあります。

「そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです(笑)。今までも『結局彩未ちゃんが歌ったら全部80年代っぽいよ』って言われてきました。でも80年代にとらわれすぎずに、今の人たちにも聴いていただけるようなサウンドは意識しつつ、あとは私が歌えば80年代っぽくなるだろうということで(笑)」

--あと彩未さんの曲の特徴として一曲の時間が短い、ということもありますが、今回の曲も短いですね。

「そうですね、80年代の楽曲って短くまとめられているので、私も一曲の時間にはこだわっています。短くなるように心掛けて、それで何回も繰り返して聴いていただけるように……」

--4月~5月ごろの完全自粛期間には、詞を書いたりしているという話がありましたが、新曲以外でもできつつある詞はあるんですか?

「はい、あります。やっと自粛期間に溜まっていたものが発表できるのが楽しみです」

--シングル曲以外も、10月23日に行われるライブで聴けるかもしれない?

「どうでしょう……内緒です(笑)」

--今はもう完全提供曲はほとんどなく、詞で関わったり?

「はい。曲を書くというのはまだまだ大きな課題なので、まずは歌詞のほうをクリアしていきたいなと、前回のミニアルバム『MIRRORS』から作詞を始めさせてもらって、そのときよりは自分の中でも書きやすくなったなという実感はあります。もっといろんな歌詞を書きたい。そしていい歌詞を、松本隆さんみたいな歌詞を書けるようになりたいです!」

--おお、大きく出ましたね!

「はい(笑)。まずは歌詞を極めたいです」

--子どもの頃から松田聖子さんファンの彩未さんにとって松本さんは“神”?

「神です!本当に。いつか歌詞を書いていただくことが夢です」

--詞を書くときも、自分にとっての“神”の影響を受けているかもしれない?

「そうですね。今までずっと聴いてきたし、最近自分でも歌詞を書くようになって、歌詞を改めて見返したりしているので、そのテイストも入れられたらと思うんですけど、なかなか難しいですね。松本さんの80年代の歌詞は“たとえ”が多いんです。今の時代は結構ストレートな表現が多いけど……。感動しますね。“おお、そう来たか!”というような、いつもびっくりさせられます」

--ちなみに今の歌詞のストックは?

「5、6曲はストックがあります。でも曲をいただいてから、その曲に合うか合わないかで曲として成立するかどうかもあるので。基本は曲があって、それに合う言葉をはめて完成させる感じですね。作っておいたストックのままだと合わないものもあったり、難しいですね、決められた枠の中で思いを伝えるというのは」

--ところで最近は自粛期間に比べて、歌う機会も増えているようですね、レコーディングなど以外でも。

「最近YouTubeやTikTokでも歌ったりして音楽活動は充実しています」

--You Tubeでは80年代のカバーをピアノ伴奏で歌ってますよね。

「はい。80年代好きの人がみつけてくれたら嬉しいです」

--アイドル曲に限らず、渡辺美里さんとか……。

「これからは男性曲にも挑戦していきたいですね。Twitterで“ #彩未ちゃんカバーして ”というハッシュタグを作って、そこでリクエストをもらって、歌っています」

--どんなリクエストが来るの?

「ジャンル関係なくいただきますが、アイドルだと南野陽子さんが多くて、次は南野さんの曲を考えています」

--歌手としては80年代に活躍した南野さん、その楽曲って知ってますか?

「『吐息でネット』とか何曲か知ってます」

--さすが80年代楽曲好き! でも聖子さんの曲はスタンダード化しているものも多いけど、南野さんの曲ってその世代の人しか知らないイメージが……。

「私の家では80年代のいろんな人の曲がかかっていたので、特に聖子ちゃんが好きなんですけど、いろんな曲を聴いて育ちました」

--話は新曲に戻って、今回の曲は同年代の子にも共感してもらえそう、ちょっと下の高校生くらいの子にも。

「歌詞のテイスト的には可愛い感じの恋愛曲になっていて、でも詞を読んでもらえるとわかりますが、せつなさ、ほろにがさも入ってるので、『マーマレード』というタイトルになっています。甘酸っぱいな……というイメージで。やっぱり同世代だったり、高校生くらいの人に聴いてもらえたら嬉しいです」

--改めて、ライブでの初披露が楽しみです。

「曲はバンドサウンドですので、ライブで盛り上がりたいなと思います。夕焼けのイメージの曲で、私が考える最高のシチュエーションとしては、フェスの野外のステージでちょっと日が暮れかかった時間にこの曲をみんなで楽しむのがベストです。この曲の一番の歌詞が、夕焼けの中好きな人と歩いてたわいもないことで幸せを感じている場面なので。夕焼けの中で歌いたいです!」


武藤彩未(むとう あやみ)
1996年4月29日生まれ、茨城県出身。幼少期からキッズモデルとして活躍。2010年からは女子小・中学生によるユニット「さくら学院」の初代生徒会長(リーダー)として活動。卒業後はソロ活動を行い、ライブやCDリリースを行ってきたが、2015年末で芸能活動を休止。海外留学へ。昨年末に活動を再開。昨年ライブを開催するとともに、5年ぶりの新曲『雨音』をリリースした。

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