器用な服こそ着方は絞る「黒タートルの良さが出る」９つのマニュアル

「黒白ニットでどこまでも」

ごくベーシックなコンパクトな黒のリブタートルは、万能がゆえに起用貧乏になりがちな服。そこでシーズン最後まで「もっと」「確実に」オシャレに着るためのテーマを設定。その普遍的な魅力をあらためて感じられるコーディネートをシミュレーション。



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【紳士風のアレンジ】
見慣れた組み合わせや配色に新鮮味が欲しいとき、柄や色をさすのが簡単な手段。それぞれの色柄から連想できる小物で飾れば、まとまりがよく凝った仕上がりに。

気楽なセットに風格を生むチェックコートの重厚感。
ぬくもりあるニットと薄色デニムの気どらないワンツーに、オーバーシルエットのコートをはおるだけ。ブラウン×チェックによる味わいが入って、一気にクラシカルな雰囲気へ。



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【きちんとワーキングスタイル】
きちんと感のキーとなるのは配色。おかたい雰囲気のかなうモノトーンを頼りに。

ニュアンスカラーのコートを黒のなごませ役に。
黒ボトムを抜擢し、ソフトなニットに緊張感をメイク。上下黒から悪目立ちしないよう、目を引くポイントは薄いベージュのコート1点にとどめ、ONにも適したしなやかなさし色に。



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【スタイル重視の日こそ出番】
ニットの厚みに緩急がつくボトム選びと目線の上がる小物づかいを意識すれば、ニットでスタイルアップも容易。

コンパクトな上半身を引き立てるプリーツと短めのバッグ。
脚長効果を見込める立体プリーツのスカートに、ニットは潔くタックIN。ショルダーストラップを短く調整したバッグをななめがけにすれば、視線が上に誘導されて見た目もすらりと。



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【コートに頼らず暖かく】
見た目の温度感を上昇させる色づかいにこだわりを。淡い色みのインナーをちら見せすることで、さりげなく華やかさもアップ。

黒ニットの内にも外にもニット。
毛足の長い白ニットを肩がけするテクで、黒タートルにふんわり感を。仕込んだイエローニットも白と相まって、まろやかさを強調。



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【上品なカラーブロック】
カラーアイテムを大人っぽくまとえるのも、ひねりのない黒白ニットとだから。黒に似たトーン、白と近い色みから試せば効かせ色も難しく見える不安ナシ。

黒タートルと同様に落ち着きのあるグリーンを。
シックな雰囲気を持つ重厚なグリーンなら、黒のニットに合わせても突飛じゃないうえ、すとんとした形がいっそうの女らしさを引き出してくれる。＋きゃしゃなパンプスでさらにキレよく。



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【キレイめ軸でメンズライク】
正統かつハンサムなメンズっぽさをめざすとき、ニットの質感をアクセントにしなやかさを加えるとうまくいく。茶系と黒ニットを合わせて味わい深く。

異素材の黒を支えにほっこりとしたレイヤード。
チェックとデニムジャケットのカジュアルな重ね着から、黒タートルをのぞかせ知性をプラス。上に手をかけたぶん下はミニマルな黒パンツで十分。



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【親しみやすく女らしく】
気楽なイメージのニット×デニムを、スレンダー見えするシルエットによって女性らしくアップデート。パンプスかブーツ、キレイめな足元づくりも必須。

やさしい色をとり入れて好感の持てる女っぽさ。
デニム以外はキレイめに徹するイメージで、品行方正なニュアンスカラーを加えてスタイリング。ハリのあるレザー小物で締めれば、ニット×薄色デニムのセットもサボって見えない。



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【黒ニットをサブで使う】
さらに着方のパターンを引き出したいから、脇役としての使い方を考察。トップスからのぞかせたり、肩がけしたり。少量でも、締め役として存在感を発揮。

ニットの風合いがあるだけでおかたい服の力が抜ける。
とろみのあるシャツと美形なスカート。ともに折り目正しい服だからこそ、「適度にハズせる何か」が必要。首元の黒ニットが入ることで日常になじむだけでなく、ハンサムな表情も獲得。



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【悩みなしのワントーン】
異素材の合わせ技が肝のワントーンこそ、ほどよい厚みと起毛感を持つニットの出番。＋なじみのいい1色を添え、全身黒／白のとっつきにくさを払拭。

色のトーンはそのままに「黒＝強い」イメージを緩和
黒のリブニットとストレートパンツに、小物も黒。モード一辺倒になりがちなALL黒には、同じく武骨なムードを持つデニムジャケットを追加して、カジュアル方向にシフトチェンジ。


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