「似合うベージュが見つかる」 56コーディネートBOOK
GISELe / 2021年5月6日 21時30分
ベーシックカラーの中でも、それぞれの系統や好みの着方によって選ぶ=似合うアイテムが絞られるベージュ。旬の色だけにその選びをより的確にするべく「見た目」から入って着こなし方や傾向、着たいアイテムをリサーチできるベージュスタイルのコンプリート版。見返して、毎日のオシャレに活用できる56コーディネートを一気に公開!
【画像一覧】オシャレが上手くなる56コーディネート
CORDINATE-①
【赤とベージュ】
インパクトカラーにまろやかさを加える
ベージュを、赤の攻略の糸口に。
☑赤のパンツはメンズっぽい形で辛口に。
ベージュなどあいまいな色、シャツを
「適当」にくずす着方で色の強さを中和。
☑肌を濃厚な配色を抜く隙ととらえて。
赤もベージュもコクのある渋い色みで
そろえると落ち着きのある印象に。
☑映える赤いロングチュニックは、
ボトム合わせの幅も広がるサイドスリット
入りを選択。少量のベージュを差して
インパクトをさりげなく引き算。
☑メンズライクな「大きな赤」を細身の
ベージュで品よく流す。カジュアルな
Tシャツと、サテンパンツの
異素材MIXで組み合わせにリズム感を。
CORDINATE-②
【ショートパンツと白・黒・ベージュ】
ローテーションに組み入れたい
ショートパンツは、チノパンを短くした
イメージでカジュアルにとり入れるのが
おすすめ。ベーシックな3色の配色で
あくまで大人っぽく着こなして。
☑品のよさを貫けるシャツに頼って活発な
イメージのキュロットをキレイめに変換。
☑最もスタンダードで使いやすいゆるめの
ヒザより少し上の丈。トップスを
シンプルな黒にすることで、ミニマルで
ありながら穏やかなモノトーンに。
☑白に近い淡いベージュのトップスと
キャメルのショートパンツで、
やわらかなコントラストを表現。
☑着まわしもきく定番として確立された
セットアップをショートパンツとの
セットでとり入れるのも一手。それだけで
まじめなぶんインナーでのハズしが必須。
☑ミリタリーテイストのパンツも渋い色み
なら程よいきちんと感。タックINした
コンパクトな着こなしに、ジャケットを
肩がけして気楽に大人っぽさを追加。
CORDINATE-③
【白いTシャツとベージュ】
あらゆるコーディネートをバランスよく
整える白T。+ベージュの鉄板配色を
ベースに組み合わせたいアイテムを選抜。
☑カジュアルさがリセットされる、
上品なベージュとクリアな白の力。
スタンダードな合わせも、ウエストや
シルエットに特徴のあるベージュパンツで
「シンプル以上」の装いに。
☑装飾のあるデザインスカートも
白Tを軸にすることで、気負わず
カジュアルなムードに。
小物を濃いブラウンで統一した、
白・ベージュ・ブラウンという好配色。
☑白Tとベージュパンツ+アクセント色の
羽織りもの。色をバランスよく
とり入れられる、応用の効く組み合わせ。
☑ペールトーン配色に強弱をつけるのに
役立つショート丈のカーディガン。
白やベージュ系のまろやかな配色は、
立体感が出る短め丈で抑揚づけ。
☑メンズライクなアイテムの組み合わせも
シルエットをコンパクトにすることで、
甘さを程よく含んだカジュアルに。
☑白に近い上下配色は、ノースリーブの
腕見せでシャープに。足元のサンダルも
含めた「肌感」がポイント。
☑サンドベージュのスカートにカーキ
スエットを肩掛けしたドライな配色。
細身のスカートと、デコルテを
キレイに見せる白Tで女性らしく。
CORDINATE-③
【ピンクとベージュ】
ベージュとの合わせに、ぜひとり入れたい
キーカラー。今季はピンクがかった色みの
ベージュアイテムも豊富。
☑ピンクベージュのトップスと
ベージュという流れのいいトーン。
細身シルエットのアイテムも、やわらかい
質感のアイテムで「縦への流れ」を意識。
☑サテンスカートにモーブピンクのロンT。
「細長い形で・落ち感のある素材」を
組み合わせるだけで
すっきりとした見た目に。
☑ピンクがかったTシャツと白デニムの
淡いトーン。インパクトのある小物づかい
もナチュラルな素材なら強すぎない。
☑リネン素材のベージュスカートに
とけ込む、白みがかったピンク。
リラクシーな色+素材感も、
ざっくりと開いたVネックですっきりと。
CORDINATE-④
【ベージュ系のワントーン】
ベージュの中でも色みはさまざま。
濃淡をつけた配色やオール白やベージュに
限りなく近い組み合わせ、同色系の
ブラウンなど簡単に品よく仕上がる好例。
☑コクのあるキャメルの透け感ニットと、
ツヤを含んだ白っぽいベージュ。
色・素材・形など、真逆性のある
組み合わせで必然的にうまくいく。
☑同じベージュの中で
「キレイとリラックス」のテイストMIX。
色自体も品のいいベージュだからルーズな
シルエットもむしろ、スタイリングに
余裕を生んでくれる好材料に。
☑ざらっとしたリネンやストロー素材など
ベージュを少しワイルドな方向に
傾けてみる。無難な色に終わらせない、
開放的な空気に乗せて
ベージュを着る日をもっと自由に。
☑ボリュームのあるワンピースを
落ち着かせるようにはおる、
ブラウンに寄った色みのカーディガン。
潔いVネックと足元の肌感で抜けを出し
全体のバランスを整えて。
☑サンドベージュのワントーンに、
クリアなブルーをアクセントに入れた
爽快感のあるカラーリング。
すっきり見えるIラインでまとめれば、
淡い配色でもシック。
☑ゆれ感のあるフレアスカートは
こっくりと落ち着きのある色みなら
日常づかいもしやすく。
ブラウン&ベージュは濃い色みどうしで
組み合わせるとうまくいく。
☑首元やすそなど、ワントーンの中に
少量の白を入れることで、ワントーンの
完成度がアップ。ほっこりしがちな
ブラウン&ベージュ配色に
軽さを出すテクとしても有効。
☑柄のアクセントと上下の色の濃淡で
ニュアンスカラーにメリハリを。
柄はプレーンなベージュに
「しのばせる」ようなイメージで。
☑心地いいゆったりとしたリネンシャツと
ニットパンツの組み合わせも、
正統派なストライプ柄1つで都会的に。
☑<右>カーディガンをわざと雑に肩がけ
しレディなワントーンもくだけた印象に。
<左>ベストやパンツなど、紳士的な
渋さも夏のベージュに向くアイテム。
☑白っぽいベージュで作るワントーン。
ブルゾン本来のラフな雰囲気にも合う
サテン素材。カーディガンのような
軽さというのも、春夏の羽織りの
バリエーションとして適役。
☑ドレッシーなサテンのワンピースに
キャップという、極端な掛け合わせ。
その「ハズシ」が目立たずなじむよう、
キャップの色も同系色のブラウンで
まとめると大人っぽい印象。
☑ゴールドをベージュトーンととらえ
ワントーンの解釈を拡大。
シンプルなセットアップやワンピースに、
ゴールドアクセサリーを
「似た色」としてトッピング。
☑定番の白プリーツスカート。
白に近い色みのベージュTシャツを
合わせた品のいい配色で
キレイを保ったまま、
コーディネートをカジュアルの方向へ。
☑なじむ色に甘えて全部カジュアルな
アイテムを組み合わせ。
ブルーデニムだと幼くなりがちな
オーバーオールをアイボリーで大人化。
☑クリームイエローをベージュの延長と
とらえて。乾いたようなリネン素材の
セットアップに、ぬくもりを足せる色み。
☑ベージュのような、
サーモンピンクのような、ある意味
「わかりにくい」から好奇心がわく色。
まずは親しいベージュニットとの
シンプルな着こなしから。
CORDINATE-⑤
【黒とベージュ】
モノトーンよりもやさしく、品のいい
表情に仕上がる黒とベージュ配色。
単純でさまになるシンプルの極みこそ、
アイテムの選びと着方が重要。
☑大胆なボリュームそでも力みを抜く
チノに頼れば迷いなく試せる。
トップスの特別感を引き算し、
デニムとはまた味わいの違う装いに。
☑着なれた黒のロングワンピースの
気分転換に。少量の飾りとして
プリーツスカートをレイヤード。
☑プレーンなトップスにとって頼もしい、
ひとクセデザインのスカート。
単純な着こなしでもモードに変貌、
そのぶん配色は「守り」に入るのが得策。
☑ヌーディなトップスの肌感を冷静に隠す
マキシ丈の黒。肌感のあるデザインや
薄手の素材感のトップスには、
黒ボトムの重みがプラスにはたらく。
☑頼れる配色に白やベージュが
多く使われているのは、どんな色にも
対応する調整力の高さゆえ。
そんな色にこそ今はサテンやリネンなど
旬は「素材で」とり入れるのが気分。
☑白っぽいサテンと黒T。ミニマルな
黒Tには、とろみと光沢を含んだ
白っぽいベージュスカートが似合う。
☑足元はヒールありきで。ロックTで
着くずし、メンズライクに振り切る。
デニムだと色ムラなどでハードに
見えてしまうところ、キレイめなチノなら
どこか知性も感じさせる。
☑腕をさりげなくおおってくれる
ワイドスリーブが黒スキニーとの
Iラインに余白を与え、
きゃしゃな見た目をアシスト。
☑黒ベルトとタックインで、
シルエットはすっきりと。デコルテ開き
ニットは黒の緊張感に抜けをつくり、
肌感で女らしさを追加。
☑コンパクトなトップスが功を成す、
腰位置高めで広がりのいいスカート。
腕の出るノースリTシャツや
ニットキャミと合わせてすっきりと、
カジュアルでも女性らしい装いに。
☑黒タンクで上半身をシャープに。
シンプルでも素っ気なくならないのは、
ラップ風スカートと
ウエストのフリルによる立体感の作用。
CORDINATE-⑤
【包んで整えるベージュ】
ベージュはコーディネートの
一番外=羽織りものに最適な色。
とくに、ペールトーンや
くすんだキレイ色が全盛の今季は
活躍の幅も広そう。
☑単品でも成り立つシャツワンピを
アウターとして。ワンピースに重ねたり、
腰に巻いてスカート扱いに、
ラフな上下を品よく整える役割として。
☑白やアイボリー、エクリュや
クリームピンク&イエローなど
「白っぽい・白まじり」の色をやさしく
引き締めるベージュは
濃度のあるキャメルが最適。
☑長め丈で「ゆるくない」正統派な
テーラードジャケットはショートパンツ
攻略の近道。黒&ベージュのLADYな
組み合わせも、力みが抜けるリネン素材が
シーンレスで使えておすすめ。
☑胸元のあいたインナーと
セットで着たいビッグシャツ。
「スリムなIラインに羽織るだけ」で
簡単に好感度の高い装いに。
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