すでに「調理」はボタンを押すだけで済む時代だ。アップデートできるパナソニックのオーブンレンジ「NE-BS2600」

GIZMODO / 2019年9月26日 20時0分

190926pak00a Photo: 小暮ひさのり

家電はアップグレードから、アップデートへ。

最新モデルでは性能が上がった!と聞いても、具体的に何万画素とか、何ヘルツとかいう値がないので、ガジェットと違っていまいちピンと来ない。僕にとって、未だ未知の領域だったのが調理家電というジャンルです。

そんな中、パナソニックのWi-Fi・スマホ対応スチームオーブンレンジ、ビストロ「NE-BS2600」の発表会があったので、これはチャンス!と行ってまいりました。

最新モデルのオーブンレンジってどういうことができるのか? ビストロ「NE-BS2600」を使った新しいお料理体験をどうぞ。

タッチパネル式。シンプルで理にかなったデザイン

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まずはそもそもどんなレンジなの?っていう紹介から。

今回登場したモデル、ビストロ「NE-BS2600」は、デザインやUIも素敵で、使いやすさと美しさを兼ね備えたスチームオーブンレンジ。

僕、「オーブンレンジ」って聞くと、ボタンがたくさんあって、使いこなすにはトリセツとにらめっこしなければならない。という姿をイメージしちゃうんですけど、こちらは…

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タッチパネルがメイン。物理ボタンは「戻る」「取り消し」「あたためースタート」だけで、メニューを選ぶのは全部タッチパネル。あー、そうだね。いままで電子レンジって使わないボタンが多すぎたよね…。

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お手入れ手順などもタッチパネルから確認できますよ。もう説明書をしまい込んじゃっても大丈夫ですねー。

ワンボウルでチンするだけで本格的なお料理

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パナソニックでは「ワンボウルレシピ」という、ボウルに食材を入れてチンするだけの料理を提案しています。

発表会ではワンボウル料理を実際にビストロで調理する体験をしました。

今回のモデルの特徴としては、スマートフォンとの連携機能があり、これを駆使して調理をしていきます。

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まずは、スマホのレシピアプリ「キッチンポケット」に記載のレシピどおりに、食材をボウルに入れます。

そして、スマホで「Bistroへ送信」をピッ。

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Wi-Fiを使ってレシピがレンジに送られるので、ボウルを中に入れて「スタート」。あとは待つだけ。

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はい、出来上がり。

64眼スピードセンサーが食品の分量などを見極め、吹きこぼれなども防ぎつつ加熱します。このレンジはただ温めるだけじゃなくて、スマホで調べたレシピに合わせて調理しているわけです。

熱の通り方の違う野菜もお肉も美味しく仕上がっていて、最新の家電すごい!と感動しかありません。

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ちなみに、手前のパスタもワンボウルで作られたもので、こちらも美味しゅうございました。

パスタって普通に作ると鍋で茹でて湯切りして。さらにフライパンでソースと合わせて…ってなると思いますけど、こっちなら食材をボウルに入れてチンするとこうなる。僕みたいに火加減や茹で加減などの「加減ってなんだよ!」とか、「温まるという結果は同じだから過程はどうでもいいよね」とか極論言い出す人間からすると…魔法かな?って思っちゃう。

あとスマホとの連携が、実際に使ってみるとめちゃくちゃ便利。ダイヤルぐるぐるしてメニューの番号に合わせるタイプと比べたら、ポケベルとスマホくらいの差があります。

さらに、アプリもアップデートされ、新レシピが追加されていく予定です。いわば、これはアップデートするレンジなわけです。

食配サービスとも連携で下ごしらえさえ無くせる

便利さは、本体機能だけじゃなくて、その周囲にも。

料理で面倒なのが「下ごしらえ」の時間。いくら後はレンジが全部やってくれるからと言っても、仕込みは自分でやらなければなりません。

どっちかというと、この時間の方が長かったりしますよね…。だから、なかなか手料理は時間がある時しかできない。だから、こういった提案も。

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食配サービスの「ヨシケイ」と連携することで、アプリから食材の配達注文ができ、あとは調理(と言ってもレシピを選んでレンチン)するだけのメニューが届くというのです。

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メニューの一例、茶碗蒸し(トレイ左)と、チーズイン生ハンバーグ(トレイ右)。ハンバーグは生肉状態で冷凍されて届くのですが、解凍は不要。レシピを選んでチンすることで、焼かれた状態にしあがるそうですよ。

本来あるはずの工程をすっ飛ばして、一気に完成まで持っていける。連携サービスゆえの強みがすごい!

機能のアップグレードではなくて「暮らしのアップデート」

年々新モデルが登場する家電。そこに機能競争は避けられないと思うのですが、また別の道もあるような気もしていたんですよね。

たとえば、一昔前って、フラッグシップモデルは機能モリモリだけど、ボタンの数もモリモリ。「こんな使い方があります!これもできます! あれも!これも!」…と、機能のアップブレードばかりが目について、複雑化して、結果…使いこなせない。なんてね。

一方で、今回パナソニックが示したのは、あきらかにそれとは違います。機能面もアップグレードすると共に、いかに得られる体験や暮らしをアップデートできるか?が主眼として置かれています。

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・シンプルかつスタイリッシュな液晶パネルで複雑な「操作」をわかりやすくアップデート

・スマホアプリから献立・レシピを見つける「発見」のアップデート

・誰でも同じものができる「調理」をアップデート

電子レンジを「NE-BS2600」に変えるだけでこうもかわるわけです。忙しいけど家族にちゃんと料理は作ってあげたい。というシーンでは本当に頼りになるんじゃない?

そう考えると今の時代って、家電は「この機能が欲しい!」ではなく、「こういう暮らしがしたい!」 といった視点で選ぶ時代になって来るんじゃないかな。機能競争ではなく、体験の充実へ。今後の家電はどう進化していくのか? といった、1つの方向性が示された気がします。

そんなビストロ「NE-BS2600」の価格はオープン。市場想定価格は18万円ほどになるようです。

お弁当を温めるだけなら、この価格は出せないけど、ちょっとお料理にはコダワリたい(できれば楽しつつ)という方は、割と真面目に選びたくなる1台なのでは?って思っています。

だって、上でも紹介したように、スマホでレシピ調べて、食材入れて、ピッ。

あとはスマホでYoutubeを見ていても、美味しくできあがるわけです。

そう思うと、選びたくなってきませんか?

Source: パナソニック

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