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Spryngレビュー:ふくらはぎに装着するタイプのワイヤレスな着圧ガジェットが来たぁ

GIZMODO / 2021年3月28日 21時0分

写真

Photo: Victoria Song/Gizmodo

この見た目、どう思います?

おそらく実際に着用すると「スキーに行ってきます!」みたいな雰囲気を出す人もいれば、「アイアンマンの部分的コスプレに挑戦しました!」という意味不明な状態に見える人もいそうなふくらはぎ用着圧ガジェット。

どのくらいの圧をかけてくれるのか? そもそもどうやって使えるのか? 本当に効果は実感できるのか? とにかく気になることがたくさんあるので、さっそく米Gizmodoによるレビューをチェックしてみましょう!

空気圧でふくらはぎの血行を促進!

遅発性筋肉痛(DOMS)を解消するためならば、何でもやってみるゾという気持ちでいました。実際に筋膜リリース、深部組織マッサージ、とにかく冷やしてみる、マグネシウムのサプリメントや抗酸化物質を多く含む食品を摂る、コンプレッションウェア、KTテープなどなど…ありとあらゆることを試してみたものです。

だから、ワイヤレスのふくらはぎ用スリーブ「Spryng」を使ってみることにも抵抗はなし。メーカーいわく、空気圧でふくらはぎを圧迫することで血行を良くしてくれるとか、それによって筋肉の痛みや疲れを和らげるとか、腫れを抑えて治癒を促進するとか。いわゆるアクティブリカバリーのプロセスに通じるものがあるみたいです。

でも、どうしてふくらはぎ専用なのでしょうか? アクティブリカバリーの考え方では、軽い運動をすることで血液の流れを良くし、筋肉の回復を早めることができるとされています。"第二の心臓"と呼ばれるふくらはぎには、足から心臓へ血液を送り返す役割があって、長時間座りっぱなし/立ちっぱなしが続くと、ふくらはぎのポンプ機能が低下して血液が足に溜まり、血行不良になるのだそうです。

実際、デスク仕事で座りっぱなし+ランニングの習慣がある身としては、ふくらはぎが張ることはもはや日常茶飯事。「Spring」が届いた翌日にいつもより長めのランニングをしたら、やっぱりふくらはぎに痛みが…。

210325Spryng4 Photo: Victoria Song/Gizmodo

Spryng

これは何?:ふくらはぎ用ワイヤレスな着圧カーフスリーブ。

いくら?:250ドル〜(約2万7300円〜)。

好きなところ:ワイヤレスで使いやすい。コントロールは慣れるのも使うのも簡単。

好きじゃないところ:自分にはちょっと圧が弱い。筋肉痛がひどいときに使ってみるも、あまり効果を感じられず。

たしかに見た目は気になるけど…

まず「Spryng」の大きさはワンサイズ。脛骨の中心にくる配置が平らになっていて、そこにコントロールパネルがついています。内側は滑らかな表面になっていますが、別途アクセサリをを買えば(一番下の画像のように)ボコボコした表面の「より高度な着圧」も可能。しっかりと装着するには少し時間がかかりました。理由は単純。私のふくらはぎが太めだったからだと認めます。

ボタンは3つだけなので、コントロールは簡単。電源のオン/オフのほか、2種類の着圧パターンの切り替え、強度の調整ができるようになっています。また、ワイヤレスということからお察しの通り、マイクロUSB充電ポートもついています。充電には約2時間かかりますが、1回の充電につき15分程度のセッションを数回行なうことができたので(使用頻度にもよりますが)充電頻度は数週間ごと。結構長持ちしてくれます。

使い方は簡単ですが、それよりもなによりも使っていて気になったのは、やっぱりこの見た目。夫にはトランスフォーマーに出てくるキャラクターに見えるみたいで「いつでもトラックに変身できるね」とか散々いじられています。同僚は「どちらかというとアイアンマンっぽい」とコメントをしてきましたが、それは色が赤いからかしら(でも、もっと微妙な色もあるんですよ!)。

いずれにせよ、室内で家族以外に見られなければ、私は問題ないんじゃないかなと思っています。

210325Spryng3 こちらが噂の真ん中のコントロールパネル。中央のダイヤが電源ボタン、その右ボタンで着圧パターンの切り替えができて、左ボタンで強度の調整が可能。 Photo: Victoria Song/Gizmodo

アプリ不要なのは嬉しい

スマート着圧ガジェットというと複雑なイメージがありますが、「Spryng」はシンプルでアプリもなし! コントロールパネルでの操作は簡単なのですぐに覚えられるのと、スマホにこれ以上アプリを増やす必要もないのでありがたいとすら思えちゃいます。

それからワイヤレスなので、使用中でも動けるのは結構便利です。飼い猫がいたずらをしているときも、ドアを開けてちょうだいと訴えてくるときでも、立ち上がって部屋の中を歩き回れました。

実際は圧が弱め?

ここまでで「Spryng」の印象は正直かなり良かったのですが、難点がないかといえばそうではなく…。というのは、全体的に強さが物足りないんです。

最初はもちろん、おそるおそる「弱」設定からスタートしました。いきなりボーン!と強く圧迫されたらビビっちゃいますからね。ただ「弱」は、握力が弱い人がふくらはぎを揉んでくれているような感じで…正直あまり圧を感じず。

続いて「中」にトライしましたが、うーん。テニスボールをコロコロ転がすほうが効果がありそうな…。

最後に「強」に設定してみたら…やっと空気圧を感じることができました! が、ふくらはぎの痛みに効くゥ!という感覚はなし。

そこで表面がボコボコした追加アクセサリを使ってみることに。メーカーいわく、より強い力で筋肉を目覚めさせてくれるとのこと。凹凸により肌に痕が残る可能性もあるという警告書きもあったので、これは強烈に効くのかもと期待していました。が、実際はそんなことはありませんでした。

たしかに、追加アクセサリががあるのとないのとでは違いがありますが、合計で1時間ほど(1回の使用時間は約15分ずつ)使ってみても正直あまり効果が感じられなかったのが残念だったところ。たとえばフォームローラーを使って筋肉のコリをほぐすと、翌日には確実に改善されているように思えることが多いですが、「Spryng」ではそういう実感が得られず…。とはいえ、いろいろ試しながらもうちょっと長く使ってみることに!

210325Spryng2 これが噂の、表面がボコボコした追加アクセサリ。 Photo: Victoria Song/Gizmodo

軽度のむくみや痛みには良いのかも

数週間ほど追加アクセサリ使用/不使用でどう違うか、着圧パターンや強度レベルを変えながら試してみました。結果わかったのは(もちろん個人の感想ではありますが)、「Spryng」は中度から重度の筋肉痛にはあまり効果が得られないこと。今年初旬に発症したシンスプリントの回復を早めてくれる実感もなく、私のように、痛気持ち良いマッサージや圧を好む人にはあまり向いてないのかもしれません。

ただ、痛みが軽いときや、デスクワークで長時間座っていたときなどには重宝しました! それが効果的だったからなのか、あるいはこういうのをプラシーボ効果と呼ぶのかは分かりません。でも、いずれにせよ「Spryng」は血行不良や脚のむくみ、軽度の脚の痛みに悩んでいる人との相性は良いのかもしれません。逆によく運動する人で、私のように遅発性筋肉痛に悩んでいる人にとって役立つソリューション!というわけではなさそうです。

そんな「Spryng」は250ドル。筋膜リリースのフォームローラーが数千円で手に入ることを踏まえても結構な額です。でも、空気圧機器としてはあり得ない金額というわけではないんです。同じようにふくらはぎ用の「エアーマッサージャー」は200~300ドルしたり、圧迫療法用の空気圧ポンプには800〜5,000ドルするものもあります。

「Spryng」にそれだけの価値があるかどうかは、おそらく痛みのタイプによります。もし医学的な症状のために使うのであれば、まずは医師に相談しましょう。私はぶっちゃけ本当に筋肉痛になったときに手が伸びるのは、やっぱりフォームローラーです。

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