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【インドネシア】清水建設、最高層のオフィスビル建設工事を受注=総額約180億円

Global News Asia / 2014年10月23日 16時20分

東京都中央区京橋にある清水建設の本社ビル。

 2014年10月20日、清水建設は、インドネシア地元企業とのJV(共同企業体)により、自動車の製造・販売業を主体とするインドネシア最大の複合企業アストラ・インターナショナル社から、同国で最も高層となる高さ261.5メートル、地上47階建ての超高層ビルの建設工事を受注、近く請負契約を締結すると発表した。

 受注金額は約180億円で、竣工は2018年1月を予定している。

 本プロジェクトでは、インドネシアの首都ジャカルタ市の目抜き通りスディルマン通りの中心地に位置する約1万5000平方メートルの敷地に延床面積16万5000平方メートルにおよぶアストラ・インターナショナル社の本社ビルを建設する。

 清水建設の技術力とジャカルタ市内における高層ビルの豊富な施工実績、加えて、インドネシア最大の民間建設会社であるTOTAL社と組成したJVの施工体制が高く評価され、特命での工事受注に至った。

 清水建設は、経済成長を続けるインドネシアにおいて、日系企業の工場建設のみならず、インドネシア初の地下鉄となるジャカルタ都市高速鉄道(MRT)、最大手メディア企業MNCグループから受注した大型複合ビル「MNCメディアタワー」(39階建て、高さ173メートル、延床面積約10万平方メートル)など、非日系の建設プロジェクトにも複数携わっている。

 今後も、インドネシアをグローバル事業の重点市場と位置づけ、工事受注の拡大を目指す。
【編集 : YK】

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