ANA全日空、バンコク・シンガポール・ジャカルタ線にプレミアムエコノミークラスを新設

ANA全日空は、顧客の多様なニーズに対応するため、成田ーシンガポール線にファーストクラスを導入する他、ビジネスクラスの食事のサーブ方法を変更するなど、より快適な空の旅を満喫してもらおうと機内サービスに力を入れる。写真はB787。

　2015年2月3日、ANA全日空は、3月以降、バンコク、シンガポール、ジャカルタへの路線について、プレミアムエコノミークラスの導入などをおこない、上級クラスのサービスに力を入れる。これらの路線は、ビジネス客需要も高く、訪日需要も増えているため、顧客のニーズにきめ細かく対応して、より多くの乗客を獲得することが目的だ。

　プレミアムエコノミーは、成田ーシンガポール線のNH801と802便に3月29日から、NH845と846便に6月11日から。成田ーバンコク線のNH807・808便と、羽田ージャカルタ線のNH855・856便に8月1日から導入する。

　日本ーシンガポール、バンコク、ジャカルタ間のビジネスクラスで3月1日以降、トレーで提供していた機内食を欧米路線と同様にコース形式に変更しサービスを拡充する。メニューもグレードアップする。このほか、パジャマウェアや東京西川の枕、以前機内販売で好評だったSONYのノイズキャンセリングヘッドホンも順次搭載する。

　また、3月29日からは、成田ーシンガポール線のNH801と802便にファーストクラスを導入する。

【編集 : 高橋大地】