【タイ】IMF国際通貨基金=タイの経済成長率を下方修正し、3.5％に

政局の混乱からプロジェクトの開始が遅れているが、原油安で内需が回復し、株式市場は長期的に堅調。明るい見通しもある。(観光PRでの首相)

　2015年2月4日、IMF国際通貨基金は、2015年のタイの経済成長率の予想を、昨年10月の4.6％から3.5％に下方修正し、金融緩和を行う余地があると指摘した。

　原油安が内需回復を支援するほか、民間投資は、政局混乱で棚上げされていたプロジェクトが承認されれば回復するとの見方を示している。ただ経済の将来性が明るいとみている向きもあり、株式市場は安定的な上昇相場になっている。

【編集 : TY】