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【タイ】公共の場での唾、痰吐き取締り強化 違反には罰金ー中国人観光客対策か!

Global News Asia / 2015年6月12日 9時0分

観光地の代表格、バンコクの王宮。この周辺での取締りは、間違いなく厳しいものとなるだろう。(資料写真:写真家太田亨氏 提供)

 2015年6月11日、バンコク首都警察は、公共の場所や路上での唾や痰吐き、手鼻かみなどに対しての取締りを強化する事を明らかにした。違反者には罰金2000バーツ(約7300円)が科される。

 かねてよりバンコクでは、公共の場所での喫煙や吸い殻の投げ捨てに対して、違反者に罰金2000バーツ(約7300円)を科して来た。今回明らかにされた、唾、痰吐きなどの行為に対する罰則規定は、20年以上前に制定されていたものの、これまで厳格に施行されて来なかった。

 今回、警察が突然当時の罰則強化を持ち出したのは、増え続ける一方の中国人観光客のマナー対策との見方が多い。

 先日も、アナンタサマーコム宮殿内で連れていた幼女が放尿するのを、中国人ガイドも両親も見て見ぬ振りだったとして、タイのネチズン(ネットワーク市民)たちの間では怒りの投稿とコメントが多数寄せされていた。

 こうした取締り強化は、まず観光地から行われるのがタイの通例だ。しばらくは見せ締め的に摘発が相次ぐと思われるので、充分に注意するべきだろう。

 タバコの路上ポイ捨てについては、著者も一度見つかって冷や汗をかいた事がある。しかし、その時は、ちゃんとゴミ箱に捨てなきゃイカンだろうと注意されただけで済んだ。悪意の無いものについては、厳重注意で終わる事もあるのが、タイの優しい一面でもある。

【翻訳/編集 : KK】

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