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韓国MERS 29人死亡、感染者は180人ータイは空港の検疫強化を続行

Global News Asia / 2015年6月26日 8時45分

MERS注意喚起ポスター。羽田空港国際線検疫カウンター前で撮影(2015年6月26日朝)

 2015年6月26日、タイメディアによると、タイ国内ではMERSの感染は広まっていないが、空港などでも検疫体制の強化を続行している。出入国審査官は全員マスクを着用しており、空港で働くスタッフもマスク着用者が増えている。

 タイでは、18日に初めてMERS感染者が見つかった。タイの保健省は「検査の結果感染が見つかったのは、中東オマーンの75歳男性。3日前に、家族と一緒にタイに入国していた」と発表した。感染した男性は、心臓病の治療(手術)を受けるためにバンコク入りしていた。

 発熱や咳などMERSの症状がみられたため、入院先の総合病院と保健省がウィルス検査をして感染が分かった。男性は、感染症指定病院に転院し、対処療法治療を受けている。感染者と同じ航空機でタイに入国した人や、病院スタッフなど、感染者と接触した59人に自宅待機などを要請して健康状態を監視している。

 日本国内の各地の空港でも監視を強化しており、羽田空港でも、大きなポスターを掲示し、リーフレットを配布して注意喚起を行なっている。

【編集 : MM】

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