【タイ】バンコク爆弾テロ事件で、外国人男性を逮捕ー密入国者の一斉検挙が原因か

Global News Asia / 2015年8月30日 22時10分

正面に設置された献花台の前で、キャンドルを灯して犠牲者の追悼を捧げる人々が後を絶たない。(そむちゃい吉田 撮影)

 2015年8月30日、タイメディアによると、タイ警察は17日にバンコクで発生した爆弾テロ事件に関与した疑いで、昨日、トルコ系と思われる外国人男性(28)を逮捕した。タイ警察は在タイ・トルコ大使館に照合を依頼したが、確認できなかった。この男性が持っていたパスポートは「発行年月日」を「有効年月日」と印字するなど完成度の低い偽造パスポートだった。

 タイ警察は、アジトとして使われていたバンコク郊外の外国人男性のアパートの部屋から、爆弾製造を行なったと思われる道具や爆弾テロで使われたものと同じ金属の玉や火薬など材料を押収した。爆弾材料の多さから、更なる爆弾テロを起こそうとしていた疑いもあり、10人以上の犯行グループと見て捜査を進めている。携帯の通信記録から、この男性は爆破犯行時に実行犯と携帯電話で連絡をとり、実行犯の逃亡をアシストしていたのではないかと見て取り調べを行なっている。今のところ男性は爆弾テロ事件の関与を否定している。

 また、この部屋からは、トルコなどの偽造パスポート250冊が見つかっており、タイ警察のプラウット報道官は「男は偽造パスポートを使う、密入国を斡旋するブローカーグループに属しており、密入国者をタイ警察が一斉検挙したことに反発した可能性もある」と述べた。バンコク中心部のエラワン廟での爆弾テロは、20人の死亡者と140人以上の重軽傷者を出した、タイでは最悪の事件で日本人1人も被害に遭った。
【編集 : MM】

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