【タイ】バンコクの安全を力説「タイは平穏で安全です」観光スポーツ大臣

コープカーン・ワッタナワラーンクーン観光スポーツ大臣(2015年9月24日午後、東京お台場のホテルで撮影)

　2015年9月24日、タイ国政府観光庁は、観光スポーツ大臣のプレスミーティングを、東京・ホテルグランパシフィックLE DAIBAで開いた。

　8月17日にバンコクで起きた爆弾テロ事件後のタイの安全について、コープカーン・ワッタナワラーンクーン観光スポーツ大臣は「バンコクでの爆発事件を乗り越えて前進していきます。軍、警察、観光警察、ボランティア、民間の企業など6000人が、ネットワークを作って各エリアベースでバンコクの安全を守っています。バンコク都内の防犯カメラを事件前の48000台から58000ー59000台に大幅に増設しました。これを機会に更なる安全の確保に取り組んでいます『タイは平穏で安全です』昨日、香港のタイに対する渡航安全情報が一段階上がりました」と語り、万全な安全体制が整っていることを力説した。

　「タイはリラクゼーションやマッサージが充実しています。女性のお客様にぜひ目を向けていただきたいです。タイはGDPの10％が観光業で、今年は世界中から2880万人の観光客の来タイを目指しています。来タイ客で日本は4番目。クオリティの高いマーケットとして重要視しています。滞在日数は平均7.7日、リピーター率は70％です。ジョギング愛好家の方にも楽しんでもらえる世界遺産マラソンを新たに計画しています。タイらしさにふれる旅として、本当のタイを感じていただける様、12カ所を選びました。例えばチェンマイから南に1時間のランパーン。馬車で街を散策することが出来ます。いろいろな田舎に足を運んでいただきたいです」などと話した。

　コープカーン・ワッタナワラーンクーン観光スポーツ大臣は明日の朝、東京ビッグサイトで行なわれる、ツーリズムEXPOジャパン2015開会式に出席する。一般公開は9月26ー27日で、タイ国政府観光庁は特設ステージで、タイ王室に伝わる本格的な仮面舞踏劇「コーン」を上演する。

　TGタイ国際航空ブースでは、世界最大級のエアバスA380型機のビジネスクラスシートと、チェックインカウンターの疑似体験。TG機内食(イメージ)の試食。TGクルーとの記念撮影などが楽しめる。
【編集 : TY】