【マレーシア】国際空港近くよりKLIAエクスプレス28分のKLセントラル駅前でホテル探しが便利
Global News Asia / 2015年11月9日 9時0分
2015年11月9日、マレーシアのクアラルンプール国際空港は、2014年5月に新LCCターミナル(KLIA2)が使用開始されるなどより便利になっている。
しかしこの空港を利用したことがある人は経験あるかもしれないが、空港周辺にホテルが少なく、ホテル予約サイトで検索しても数えるほどしかヒットしない状況だ。また、空港周辺と表示されながらタクシーで30分ほどかかることも少なくない。空港周辺は広大な土地が広がっているため、タクシーが迷うことがもしばしばだ。
そんなときは、空港と中心部を結ぶ「KLIAエクスプレス」を利用して終点KLセントラル駅まで行ってみると日本円で3000円前後で素泊まりできる手頃なビジネスホテルが駅周辺に数多くある。
クアラルンプール国際空港からKLセントラル駅までは、58キロメートルほど離れているが、最高時速160キロメートルでノンストップのため、最短28分間で到着する(KLIA2からは33分)。距離的には成田-日暮里間約62キロメートルに近いが、35リンギット(約990円)で利用できる。
空港(KLIA2)発の終電が深夜0時55分。KLセントラルからの始発が午前5時となっており、午後11時着など遅い到着でも終電に間に合うのが魅力だ。運行本数も朝晩など混み合う時間帯は1時間に4本あり、その他の時間帯でも3本運行されているので待ち時間も短くて済む。
ちなみに、地元利用者ための各駅停車「KLIAトランジット」もあるが、料金は同じとなっている。各駅といっても、空港メインターミナル駅からKLセントラルまで4駅停車するだけなので、エクスプレスと7分差の35分間で到着できる。
マレーシアは、旅行客誘致のためにホテルの価格を抑える政策を実施している。そのため、マレーシア最大規模のKLセントラル駅前でも手軽に泊まることができる価格帯のホテルが多くある。
クアラルンプールを訪れる機会があれば、KLIAエクスプレスでKLセントラル駅まで足を運んでみたらどうだろうか。KLセントラル駅は、モノレールやマレー鉄道など各鉄道路線のハブにもなっているので移動が便利だ。
余談だが、クアラルンプール国際空港メインターミナルとKLセントラル駅は、故黒川紀章氏が設計を担当している。
【執筆 : 我妻伊都】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
鉄道会社と二次交通を充実させる!NearMe『ミッドナイトシャトル』の実証運行が決定
ITライフハック / 2025年1月23日 17時0分
-
終電後に「ミッドナイトシャトル」、鉄道とタクシーの新たな連携 1月29日から運行
レスポンス / 2025年1月23日 11時0分
-
鉄道会社と二次交通を充実させる『ミッドナイトシャトル』の実証運行が決定
PR TIMES / 2025年1月22日 16時45分
-
増殖するタワマンで駅の利用者数が激変し、鉄道会社のビジネスモデルは根底から崩壊…JR京葉線が“通勤快速全廃”した事情を読み解く
日刊SPA! / 2025年1月20日 8時51分
-
「日本一短い鉄道」の延伸構想とは? “バス走ってます”→乗ってみた 鉄道だと便利になる?
乗りものニュース / 2025年1月19日 9時42分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
