【タイ】灯籠流しが全土で盛大に開催

Global News Asia / 2015年11月28日 9時0分

世界遺産スコータイでの灯籠流しの風景。(写真家 太田亨氏 撮影提供)

 2015年11月28日、タイ三大祭りの一つ、ロイカトンと呼ばれる灯籠流しが、タイ全土で盛大に開催された。

 太陰暦で満月の夜にあたる24日夜、タイ全土で灯籠流しの行事が盛大に行われた。バンコクではチャオプラヤー川を中心に、リバーフェスティバルと銘打ったイベントも併催。ラマ8世橋の袂で行われた観光庁が主催した灯籠流しにも、大勢の人が押し寄せた。

 バンコク近辺では25日夜、一部で季節外れの暴風雨となりイベント会場に設営されていたステージが倒れ、舞台関係者6人が負傷するという事故もあった。

 また、灯籠流し発祥の地とされるタイ中部世界遺産の街スコータイにも、国内外からの観光客が押し寄せ盛大に行われた。同地を撮影のために訪れていた写真家太田亨氏によると
、「昔は、昼間から寺院で酒盛りをして、花見ならぬ仏見で境内がいっぱいになったもの。でも、今は酒への販売規制や境内での飲酒禁止など、色々とうるさくなっているようで、盛り上がりに欠けているように見えます。タイの人たちの明るい面が押さえつけられているようで、時代の流れかと割り切れない感じです。」と語ってくれた。

 酒類の販売などの規制は、元々飲酒運転を減らすために強化されて来たものだ。それが近年、寺院境内での飲酒や販売の禁止という規制が広がり、寺院の祭りもどこかしら以前の盛り上がりが欠けている。

 タイの人たちが、笑顔でノビノビと踊り回る様は、タイでの祭りの楽しさを体現してきた風物詩のようなもの。飲酒運転の問題とは切り離した形での方策はないものか悩ましいところだ。 
【執筆 : そむちゃい吉田】

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