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【ラオス】雰囲気のいいカフェが急増しているビエンチャン

Global News Asia / 2016年3月1日 17時0分

ナンプ広場(噴水広場)からメコン河沿いにかけてのエリアが特に洒落たカフェが多く、白人がのんびりとコーヒーなどを楽しんでいる姿が見られる。(高田胤臣 撮影)

 2016年3月1日、ラオスの首都ビエンチャンはこの5年ほどの間に急速に発展しており、今日もたくさんのビジネスが誕生している。2000年代前半は市内に信号機すらあまりなかったほどだった街が、今では各交差点に信号があり、朝夕は一部の通りで交通渋滞も起こるほどで、活気だけはほかの東南アジア諸国の首都にも負けてはいない。

 外国人が多いメコン河沿いのエリアは飲食店やバーなどが以前よりも増えている。かつてはフランス植民地であったことから、フランス料理など安くていい店は多い。最近はその関係もあってか、落ち着いた雰囲気のカフェも多くなった。

 ラオスは国土の約70%が高原や山岳地帯となっており、コーヒー豆の栽培に適している。GDPの約26%を占める農業のうちでもコーヒー豆の栽培が多く、日本がラオスから輸入する中ではコーヒーが主要品目になっている。主流はアラビカ種ティピカで、高品質なその豆で淹れたコーヒーは芳醇な香りとコクの深さが持ち味だと評価される。

 そんなラオス・コーヒーを中心に各種スイーツなどが格安で楽しめる。ビエンチャンでカフェ巡りもおもしろいのかもしれない。

【執筆 : 高田胤臣】

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