【タイ】日本人女優が田舎の学校で子ども達と交流
Global News Asia / 2016年6月1日 15時0分
2016年5月25日、歌手で女優の小池樹里杏(じゅりあん)さんがタイ東北部の学校を訪問し、自ら進める「にじいろのありがとう」プロジェクトの一環として、絵本を使って日本語の歌を合唱するなど、子ども達と交流した。
小池さん自らが代表を務めるアトリエJジャーニーが進めるプロジェクト「にじいろのありがとう」は、世界の様々な地域を訪れて、みんな一人じゃないんだよ。ということを訴え、世界中に友達がいることをわかってもらうことで、明日への希望と未来の夢という子ども達の想像力を膨らませる機会を作ろうというもの。
今回小池さんが訪問したコーククラーン村小学校には、幼稚園から小学6年生まで合わせても30人しか生徒がいない。訪問をコーディネートした地元NGO「Pippala Scholarship」によると、タイの学校運営予算は、国から生徒数に応じて割り当てられる。そのためここの予算は非常に少ないとのことだ。マハーサラカム県中心部から車で、わずか30分ほどのところにある学校だが、タイで急速に進む少子高齢化という現実がここに現れている。
生徒達は、生まれて初めて見る外国人でもある小池さん一行を地方伝統の踊りで歓迎した。そして、小池さんは自ら描いたという絵本を見せながら、海を越えて来ましたと説明。続いて「海」を日本語で一緒に歌った。こうした異文化との交流を体験をすることで、外国、とりわけ日本への興味をかきたてるには大きな効果があるだろう。
また、今回の学校訪問には小池さんと旧知の間であり、地元NGOとの間を取り持った日系のアパレル企業オズコレクションも同行。学校からの要望に応える形で、バレーボールとセパタクローのボールを贈呈した。
小池さんらは、さらに翌日に行われた、学校訪問をコーディネートしたNGO「Pippala Scholarship」による学校への冷温水器の贈呈式にも招待され、列席したマハーサラカム市長や学校関係者らとも交流をした。また式典では、自らの活動をアピールするとともに、子ども達への意義ある取り組みを賞賛するスピーチを行った。
小池さんは、「一泊二日という強行軍での訪問だったものの、バンコクとは全く違うタイの地方で、子ども達のキラキラした目が印象的だった。」と語る。そして「ここでの体験は演出家、脚本家としてもきっと役に立つでしょうし、6月に自らも出演する舞台(6月21日から26日に行われる公演「綿の味」)の演出にも活かしたいです。」と意気込んでいた。
にじいろのありがとうプロジェクト:https://www.facebook.com/JulianKoike/
アトリエJジャーニー:http://www.j-journey.tokyo/
Pippala Scholarship:https://www.facebook.com/PippalaScholarship/
【取材/写真 : そむちゃい吉田】
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