上海空港爆発「ビール瓶爆弾」フィリピン人も負傷

上海浦東国際空港で、負傷者が運ばれる様子(中国のネットサイトから)

　2016年6月12日、中国の上海浦東国際空港・第2ターミナル チェックインカウンターC付近で爆発が発生。4人が重軽傷を負ったと、新華社通信など中国メディアが伝えた。

　犯行の男は、ビール瓶爆弾を起爆させた後、刃物で首を切り、自殺しようとした。一命はとりとめたものの重体。公安当局は男の身元や動機を捜査している。

　爆発事件は、12日14時時26分(日本時間同15時26分)ごろ、ビール瓶爆弾をチェックインカウンター方向に投げつけて、起爆させた。

　負傷者は、フィリピン人の男性(53)と、中国人男性(67)、中国人女性(64)。爆発犯の国籍は公表されていない。

　19日まで上海国際映画祭が開催中で、日本からは「64-ロクヨン-」「世界から猫が消えたなら」「オオカミ少女と黒王子」「葛城事件」「ふきげんな過去」など27本の最新作が上映されており、多くの関係者も上海入りしている。
【編集 : 安麻比呂】