激怒した中国人客がGSを殴打！ 一国家も個人も暴力行為で問題解決を試みる

吉祥航空WEBページから。http://www.juneyaoair.com/jp/home.html

　2016年6月16日、ベトナムメディアは、広東省の深セン宝安国際空港で、中国人旅行者が空港スタッフ(GS)を殴打してケガを負わせた事件について伝えた。

　事件が起きたのは、14日昼ごろ、吉祥航空のチェックインカウンターに、他人の航空券引換書を持参した旅行者が現れた、GSが身分証明書の提示を求めたことから口論になり激怒し、職員を殴打したという。

　中国のネット上には、頭から血を流した女性GSが床に倒れている様子を写した写真が掲載されている。職員を殴打した人物は逮捕され連行された。

　中国では、テロを防止するため国内線の航空機、高速鉄道を利用する時に、身分証明書の提示を求められることは珍しくなく一般的。

　南シナ海問題など中国の暴力行為に嫌悪感を抱くベトナムでは、国家も個人も暴力的な行為で、問題が解決できるとの妄想が根底にあるのではと呆れている。
【編集 : KG】