【インド】シン前首相が通貨廃止について初めて言及
Global News Asia / 2016年11月25日 17時0分
2016年11月24日、旧高額紙幣の廃止のため混乱が続くインドでは、直接的な旧紙幣から新紙幣への交換期間が終了となった。これにより、今後は銀行口座への預け入れのみが可能となる。Rs.500およびRs.1000の旧紙幣の口座預入期限は12月30日までとなっている。
野党を中心に、各界でモディ首相の決定に対する反発が続いている。インド国民会議派党のラウル・ガンジーなど、多数の反対派が連日、政府の決定に批判を行っている。また、11月24日にはマンモハン・シン前首相が初めて今回の高額紙幣廃止問題に触れ、「組織的に合法化された略奪であり、貧しい人々に責苦を与える災厄のようだ」との発言を行った。その上で、市民に対する現実的な救済策の必要性を訴えた。
議会での追及に対しモディ首相は25日、「市民は汚職と地下経済に対抗する戦士とならねばならない」と繰り返すとともに、「通貨廃止ついて準備不足であったと政府を糾弾する人々は、彼ら自身が準備不足だったのである」との発言を行った。
【執筆 : Sナカジマ】
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