フィリピーナの悲劇、日本人男性の「I LOVE YOU」に裏切られ来月出産

ジャキリン(Jackylgn)さん、28歳(2016年12月12日、950コンドテルで撮影)

　2016年12月12日、フィリピン最大の歓楽街アンへレスで、日本人男性の子どもを妊娠して困窮してるフィリピン女性に話を聞いた。

　ジャキリン(Jackylgn)さんは、28歳(1988年10月7日生まれ)。子どもの父親とは、ジャキリンさんが、ダンサーをしていたディクラブで2016年3月14日に出会った。

　子どもの父親は、46歳ぐらいの日本人Kさん、2人の関係は深くなり仲の良い恋人に発展。

　2016年3月から、2カ月間ホテルで過ごした。フィリピン滞在時に妊娠を心配した2人は、妊娠検査キットで調べ、5月14日に妊娠を知ることになる。

　帰国2日後、何度連絡をしても、日本人Kさんから返信が来ることはなく、ジャキリンさんは、日本人Kさんの「I　LOVE　YOU」は、真実ではなかったことをこの時、知ることになった。

　ジャキリンさんは、以前ダンサーとして勤務していたディクラブでウェイトレスとして働き、日本人Kさんからの、連絡があることを少しだけ期待している。2017年1月25日が出産予定日。

　韓国人男性が、フィリピン人女性を妊娠させ、連絡が取れなくなることが、この地域で年間約16,000件発生(事情通談)、韓国への憎悪が広がっている。日本人Kさんの良識のある対応に、一縷の望みを抱きジャキリンさんは、毎日祈っている。

　日本でも一人親世帯の6人に1人が貧困で、日本財団がこの社会問題に取り組んでおり、テレビCMが現在放映されているが、日本以上に、フィリピンのシングルマザーの置かれている環境は過酷な現状だ。
【編集 : AJ】