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【タイ】ロイヤルエンフィールド、タイに本格進出 最古参オートバイメーカー

Global News Asia / 2016年12月21日 9時0分

BULLET500 撮影:Samihasib (from Wikipedia)This file is licensed under the Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported license.

 2016年12月21日、インドのロイヤル・エンフィールドは、タイ国内に4つの販売拠点を構えると発表した。今年2月にバンコクに販売店を開いていたが、今後一層タイ国内での販売に力を入れて行くと考えられる。

 ロイヤル・エンフィールドは現存する世界最古のオートバイメーカーとして知られる。発祥は1901年のイギリスで、1954年からインド工場での生産が開始されている。本国のメーカーが倒産した後もインドでは生産が続けられ、現在はアイシャーモータース傘下でBULLET、CLASSICといった50年前とほぼ変わらない二輪車を供給している。

 近年ではその低価格を武器に輸出にも力を入れており、国際的な規制強化の流れに合わせ、輸出モデルはインジェクションを装備している。また、今年に入ってからは現在の大型アドベンチャー人気を取り入れた、新設計のアドベンチャーモデルHIMALAYANを発表しており、主力のカフェレーサースタイル以外の市場にも食い込もうとしている。HIMALAYANはEURO4に準拠したヨーロッパ輸出モデルが発表されており、近い将来、日本でも目にすることができそうだ。

 参考https://royalenfield.com/thai/

【執筆 : Sナカジマ】

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