【タイ】前国王崩御から4カ月の王宮広場前
Global News Asia / 2017年2月11日 9時0分
2017年2月10日、前国王が崩御された2016年10月13日にから、ちょうど4カ月が経とうとしている現在、弔問者が殺到した王宮広場前(国王が眠る王宮)は、どうなっているのか。
前国王の葬儀は崩御からちょうど1年後の今年10月に執り行われることになっている。現在、タイの仏教などに則った段取りで葬儀を行うための準備が着々と進んでいる。前国王の棺を載せる山車や高さ50メートルを超えるとされる祭壇などが作られている最中だ。
国民生活は一般的な部分では以前と同じ状態に戻っているが、敬愛された前国王に最後の別れをしようというタイ国民が今でも全土から訪れており、王宮前にある広場は柵で封鎖され、弔問者の受け付けと整列を行っている。周囲は道路封鎖のため、さらに地方からチャーターでやって来た観光バスなどで今も大渋滞になっており、また喪服姿の人々で溢れかえっている。
ただ、すでに崩御から4カ月が経っていることから、王宮と王宮広場周辺は非平穏だ。近隣の観光スポット、国立博物館やワットポー、安宿街のカオサン通りなども通常通りで、観光客が訪れてもなんら不自由はない。
気をつけたいのは服装だ。タイ政府は一般国民や外国人観光客に対し喪に服すように強制はしていない。服装もタイ国内の常識から逸脱していなければどんな色を着ても問題はない。しかし、王宮周辺は国民の気持ちがここに向いていることもあり、不要なトラブルを避けるためにあまり派手な格好は好ましくない。そういった点だけ配慮すれば、王宮周辺を始め、タイへの観光は大丈夫。
【執筆 : 高田胤臣】
この記事に関連するニュース
-
カワノアユミの盛り場より愛を込めて 実は危険なタイの「ボーイズゴーゴーバー」のセクハラ行為 嫌悪感で号泣する女性客も…特性やリスクの理解が重要
zakzak by夕刊フジ / 2025年1月23日 15時30分
-
復元中の「首里城」を見るため沖縄へ行ってきた! “実際の工事の様子”を見ることができる貴重な体験が興味深い
ニコニコニュース / 2025年1月17日 11時0分
-
普通の葬儀にしておくべきでした…年金月14万円で慎ましく暮らした79歳母が急逝。53歳息子が「人気だから」と選んだ〈家族葬でのお別れ〉をいまだに悔やむワケ【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月16日 8時15分
-
タイに移住、食堂を営む日本人のリアル。スタッフの“横領”が発覚して人間不信に陥っても「タイが好きだから」
日刊SPA! / 2025年1月10日 15時52分
-
車突入のバーボン通り、封鎖解除 にぎわいと不安
共同通信 / 2025年1月3日 16時33分
ランキング
-
1韓国検察が尹大統領を起訴「共犯事件の証拠など検討」 現職初、1度も取り調べできぬまま
産経ニュース / 2025年1月26日 19時5分
-
2洋菓子の「W杯」、日本優勝 仏南部で開催、2大会連続4度目
共同通信 / 2025年1月26日 21時9分
-
3大英博物館に元業者の男が不法侵入…システムをシャットダウン、展示の一部が閉鎖に
日テレNEWS NNN / 2025年1月26日 15時50分
-
4オーストラリアの砂浜に「謎の球体」が大量に流れ着く...人間の排泄物や細菌も検出、その正体とは?
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月26日 20時15分
-
5トランプ氏、WHO復帰条件に言及…「中国の人口ははるかに多いが支払う金額はとても少ない」
読売新聞 / 2025年1月26日 17時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください