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【カンボジア】プノンペンとタイ国境を結ぶ幹線・国道5号線改修、バッタンバン病院改善を支援ーJICA

Global News Asia / 2017年4月29日 9時0分

調印式の様子

 2017年4月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo68」に『国道5号線改修、バッタンバン病院改善に日本の援助』と題する記事が掲載された。

(記事)JICAは3月末、カンボジア政府との間で、同国の暮らしの基盤となる2つの援助に着手するための調印を行いました。メコン地域の大動脈である国道5号線の改修事業と、バッタンバン州病院の改善計画です。

 国道5号線は、プノンペンとタイ国境を結ぶ幹線です。この事業では、そのうちバッタンバンーシソポン間の本線道路を改修・拡幅するとともに、バッタンバン市街とシソポン市街を迂回するバイパス道路を整備します。2020年5月までの完成を目指し、111億 3,600万円を上限とする円借款貸付契約となっています。

 バッタンバン州病院は、地域の拠点となる 医療機関に位置づけられていますが、1940年代の設立以来、施設や機材の老朽化が進んでいます。また、敷地内の建物の配置も効率的なサービスを妨げるものとなっており、改善が必要です。 病院の改善により、入院患者数は25%、手術件数は約14%増加するほか、サービスも強化され、拠点病院としての機能が強化されることが期待されています。こちらは、14億5,300万円を上限とする無償資金協力です。
【編集 : YT】

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