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生存率0.2%から生還したタイ人女性ー日本の医師に感謝

Global News Asia / 2017年5月21日 9時0分

奇跡的な快復で故郷に戻ったワンウィサーさん(タイメディアより)

 2017年5月20日、タイのネットメディアによると、日本旅行中に心臓発作で倒れたタイ北部チェンマイの女性が、ついに奇跡の生還を果たし無事に帰国。治療してくれた日本の医師に感謝しているという。

 この女性ワンウィサー・チャイチャンさん(27歳)は、今年1月に東京を旅行で訪れた時に突然の心臓発作で倒れ、東京医科歯科大学病院へ搬送された。当時のニュースでは、高額になる医療費についてなどタイでも報道された。(本サイト2月1日配信)

 その後、ネットなどで募金が呼びかけられ、約50万バーツ(約165万円)が、タイ全土から寄せられた。母親はそれを手にチェンマイから東京の娘の元へと駆けつけて見守り続けた。

 手術代や入院費など高額な医療費用は、合計で1,600万円を上回ったが、東京のタイ大使館が約半分にあたる850万円を支援。残りは、ワンウィサーさん自身がタイに戻ってから分割で返済することを病院側も快諾した。

 ワンウィサーさんは、発症当時の診断では生存率が0.2%とされていた。しかし、医師たちの懸命な治療の結果、奇跡的に快復。今では故郷チェンマイに戻り普通に暮らしているという。

 記事には、チェンマイに戻ったワンウィサーさんの写真とともに、医師たちの写真と感謝する母親の動画とともに掲載されている。

 「この度は、娘が日本で倒れて東京のタイ大使館の方々に大変お世話になりました。タイ国民の皆さんからもたくさんの応援と寄付をいただきました。そして日本のみなさんからも暖い励ましをたくさんいただきました。娘は無事に快復しています。本当の心から感謝しています。アリガトゴザイマス。」と動画の最後は日本語で締めくくられていた。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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