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【ラオス】強引な中国の環境破壊から恨みが爆発、新たな中国人襲撃計画で注意喚起

Global News Asia / 2017年6月23日 17時38分

ラオス最高峰標高2850mのビヤ山。手前はナムグムダム湖

 2017年6月19日、サイソンブン県の中国人襲撃事件は、乱開発への抗議と見られ、在住の中国人に注意喚起した。長く閉ざされてきたサイソンブン県への外国人の入域が昨年解禁された。しかし、直後には中国人などが襲撃され1名が死亡する事態となっている。このため、ラオスの中国大使館は、ザイソンブン県を訪れる中国人に対して治安上の安全注意喚起を発した。

 ラオス国内では、同県とシエンクワン県にまたがるラオス最高峰ビヤ山中に、反共勢力のモン族ゲリラが今も潜伏していると言われている。山麓の地域では、年に何度かこの組織によるものと思われる襲撃事件やラオス治安部隊との衝突が起き、死傷者も出ている。これまで外国人の入域を禁止していたが、昨年やっと外国人にも解放された。中国人襲撃事件はその直後に発生していた。

 事件の原因には、ラオス国内で進められている中国のインフラ事業に対する反発もあると言われている。ビア山近郊でもレアメタルや金鉱採掘が行われており、中国系業者も進出している。

 また、一般的にも中国資本による乱開発は総じて評判がよ悪く、北部バナナ農園での有害農薬使用による農民への健康被害は深刻で、さすがのラオス政府も禁止措置をとった。また、メコン川のダム建設や高速鉄道建設など大型プロジェクトに関わる中国人労働者が大量に移り住んでいる地域では、治安面も不安視されている。

 ラオス政府は、長年に渡って禁止していた入域制限解除とモン族ゲリラ組織との問題解決の足を引っ張られる形となる事態に、対応に苦慮している。
【編集 : Duanjan】

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