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成田空港近くの航空科学博物館、フィリピン・ベトナム・インドの観光客に好評

Global News Asia / 2017年7月13日 9時0分

航空科学博物館 ボーイング747-200 コックピットと前方座席(2016年7月12日撮影)

 2017年7月12日、成田空港近くの航空科学博物館には、フィリピン・ベトナム・インドなどのトランジット客が多く訪れるようになった。

 見学者の中心は、子ども(飛行機の冒険的なキラキラ感から)連れのファミリー層だが、アジア各国の旅行者も目立つ。旅客機を中心に展示する博物館はアジアにはまだ少ないからだ。

 展示の中心は、多くの人に海外旅行を身近にするきっかけとなったボーイング747。燃費や整備コスト面で、4基のエンジンを搭載する747は、JALやANAからは姿を消してしまったが、ルフトハンザや中国国際航空は、新型の747-8型機を採用している。

 本物の747-200のコックピットと前方座席部分を海外から8分割して運び組み立てた、屋外展示機は圧巻だ。可動部分は、ワイヤーと油圧で結ばれており、飛行機の操縦がどのように伝達されるのか分かりやすい。また、屋内には、747の大きさを分かりやすく学べる輪切り、荷物室にはホンダの軽自動車が収納されている。フライトシュミレーションなどの体験もできる。さらに、展望台からは迫力のある離陸の様子が見れる

 飛行機は、海外への冒険を容易にし、私たちに多くの可能性をもたらした。島国日本が発展できたのは、飛行機の力が大きかった。希望あふれる博物館は平成元年8月オープンで、もうすぐ30周年を迎える。観光立国日本の一役を担おうと、新しい展示コンテンツを企画検討中だ。
【編集 : DL】

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