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フィリピン航空『 A330新シート体験・マニラ視察』旅行会社5社が参加

Global News Asia / 2017年10月6日 9時30分

フィリピン航空 新しくなったメインキャビン(エコノーミークラス)(2017年10月6日9時頃撮影)

 2017年10月6日、フィリピン航空(PR)と、フィリピン政府観光省が共催する『フィリピン航空 A330新シート体験・マニラ研修』に旅行会社5社(KIS・カモメツアー・近畿日本ツーリスト・JTB・HIS)と、月刊誌「エアライン」や「エアステージ」などを発行するイカロス出版が参加した。

 フィリピン航空(PR)は、英国の航空業界専門の調査会社であるスカイトラックス社の選ぶ5スターエアライン(現在、3スター)を目指し、顧客満足度を向上させる第一段として、日本にも就航しているエアバスA330-300型機の座席シートを一新した。

 新仕様での運航開始は、10月6日、成田ーマニラ線・PR431便9時30分発。11月1日、羽田―マニラ線・PR421便15時05分発。11月16日、大阪―マニラ線・PR407便9時55分発から。

 ビジネスクラス18席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス267席、計309席の3クラス制。全てのクラスにテレビモニターを設置。日本語吹き替え版の最新映画を含め、多くの映画を楽しむことが出来る。

 ビジネスクラスは、最大約198センチのフルフラットシートで、座席には空気圧で座席の硬さを調節できるPCS(Pneumatic Comfort System)を採用、マッサージ機能もある。座席幅は約60センチ、18.5インチの大型テレビモニター。

 プレミアムエコノミーのシートピッチは96センチで、座席幅は約48センチ、13.3インチのテレビモニター。エコノミーのシートピッチは約81センチで、座席幅は約43センチ、10.1インチのテレビモニターを備えている。

 フィリピン航空は、日本―フィリピン間を最多便数の週80便で結んでおり、座席のシェア率は43%、日本ーフィリピン直行便には、日本人CAも乗務している。

 フィリピン航空クリス・レバンファシル日本支社長は他社との差別化について「JALやANAより少し安い価格設定で、フィリピン独自のホスピタリティ、心のこもったスマイルや、おもてなしで、心の底からご満足いただけるようなサービスを心がけていきたい」と話す。

 日本からフィリピンへの観光客は昨年初めて50万人を超え、順調に増えており、フィリピン観光省は、2022年には、日本からの観光客180万人を目標に掲げている。
【編集 : AU】

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