え~! あの『ティアピア』を刺身にしたら、ほとんど『鯛』ーサラヤの実験で判明
Global News Asia / 2018年3月6日 9時15分
2018年2月22日、JICAカンボジア事務所が発行するカンボジアだよりNo78に『カンボジア産養殖魚ティアピアを安全な刺し身にサラヤが試行、味は「鯛に似て美味しい」』と題する記事が掲載された。
(記事)カンボジア産の養殖ティラピアを安全な刺し身や寿司に。大阪の老舗衛生用品メーカー「サラヤ」と、農業ベンチャーの「ジャパン・ファームプロダクツ(JFP)」が、衛生的で食品の付加価値を高める加工技術の普及に取り組んでいます。
JICAの「中小企業海外展開支援事業」を活用した調査の一環として行われ、プノンペンで刺身の試食会も行いました。
従来、ティアピアは雑菌や寄生虫により生食に向かないものとされてきました。サラヤ海外事業本部の森窓可さんによると、サラヤ社の微酸性電解水「サニスター」により殺菌し、急速冷凍機「ラピッドフリーザー」により寄生虫を死滅させることにより、安全な刺し身の提供が可能になりました。急速冷凍の技術で食材の細胞破壊を抑え、旨味を保つことができたことから、試食会の参加者からは「鯛に似た味で美味しい」との声が上がった
そうです。
今回の調査では、協力企業のレインボープログレス・エンタープライズ社が養殖したティラピアと、JFP生産のマンゴーとパイナップルの加工を試験的に実施し、事業可能性を探っています。安全かつ旨味という付加価値が上がり、保存期間も伸びることから、国外への輸出が可能となり、カンボジアの農家の販路拡大に期待がかかります。
【編集 : YA】
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