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『アメージング・タイランド・ラグジュアリー・ロードショー』を開催ータイ国政府観光庁

Global News Asia / 2018年5月29日 9時15分

タイ国政府観光庁 ランチュアン・トーンルット東アジア局長(左)、パッタラアノン・ナチェンマイ東京事務所長(右)《2018年5月18日 東京・帝国ホテルで撮影》

 2018年5月18日、タイ国政府観光庁(TAT)は、東京・帝国ホテルで『アメージング・タイランド・ラグジュアリー・ロードショーin 東京』を開催。来日したタイ国政府観光庁 ランチュアン・トーンルット東アジア局長は記者会見を行い、今後のタイ観光市場などについて語った。

 ランチュアン東アジア局長はまず、日本から昨年は154万人もの観光客がタイを訪れたことに謝意を表した上で、今後も継続的に訪れてもらうために今回のラグジュアリー・ロードショーというタイトルを掲げたことを説明。続いて以下のように述べた。

 これは、単にお金で買える贅沢という意味ではなく、5つのエックスというコンセプトがベースにある。エクスプルーシブ(独自性)、エクスペリエンス(体験)、エクスパティブ(専門性)、エクセレント(優雅)、エクスペンシブ(上質)。安いという理由ではなく、質の良さを提供できるという面を強調。コストに見合った質、コスト以上の満足感を得ていただく。これを5つのエックスとラグジュアリーという言葉に込めたと話した。

 また日本人観光客の特徴として、目的が明確であり、文化や伝統、歴史に深い関心を持って来られる人が多く、タイのホスピタリティーも多くの人を魅了していることも特徴としてあげた。

 タイの観光産業においては、個人旅行が中心となっている日本人観光客へ向けて、新しい観光地や質の高いサービス、体験型のイベントなどを充実させることで、皆様に応えたい。

 日本からの観光客は、中国、マレーシア、韓国、ラオスに続き5番目の多さ。そして、旅行者の皆さんはとても礼儀正しく、マナーもいい。これは、他の国と比べても大きな特徴であるとともに、迎える側としても観光業をより長く持続させる上で、多くを学ぶこともできる。

 つまり、日本とタイが130年の長きにわたって修好し、相互に親しみを感じていられる大きな要因。こうした信頼関係をより強固なものにするためにも、日本の観光客が抱えるている問題点にも注視しており、以下についてより改善をするべく取り組んでいる。

 旅行先の情報を事前にしっかりと調べる人が多いので、より細かな情報を発信していきます。文化、芸術、歴史への深い関心も多いので、博物館や美術館だけに留まらず、体験型のプランも用意。これは、料理教室やムエタイ教室、さらには地方へ滞在してその地に根付く文化や歴史に触れるといったプランも提供していきます。

 また、日本人は安全面や衛生面に高い基準があるので、それに応えられるよう施設や観光改善に取り組んでいます。そして、旅行中にトラブルにあった時、日本の人は言葉の問題もあるためか、自己主張が少ないことが多いので、その点もしっかりとフォローできる体制作りを進めたいと思っています。

 こうしたハードとソフト両面の充実と向上を提供する前提の上で、タイにあるまだまだ日本人観光客が少ない新しいデスティネーションを紹介させてください。

(つづく)
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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