SDGsを盛り上げろ! カンボジアではアニメ風擬人化、ミャンマーでは日系向けセミナー、中韓企業との差
Global News Asia / 2018年7月17日 9時15分
2018年7月17日、カンボジアやミャンマーで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を広げようと、日系の企業や団体が取り組みを進めている。SDGsは、国連サミットで定められた世界全体の目標で、貧困や飢餓など17の分野を設定している。カンボジアでは、アニメ風の擬人化キャラクターが誕生したほか、ミャンマーでも初の日系企業向けのセミナーがあった。アジア各国では、中国や韓国の企業などが環境や人権などの面で現地の反発を招くケースもみられる。日本企業がSDGsを旗印に社会問題や環境などに配慮した事業展開をすることで差別化を図り、現地でのビジネスを円滑に進める狙いもある。
カンボジア・プノンペンを中心に活動するクリエイター集団「ソーシャルコンパス」は、17の目標のそれぞれをアニメキャラ風に擬人化した。「すべての人に健康と福祉を」という項目は、医者をイメージしたお化けのキャラを設定。「人や国の不平等をなくそう」という目標では、裁判官をイメージした魔女っ娘をデザインした。6月22日に同集団はバージョン2のデザインを発表、今後キャラの名前や背景など詳細を詰める。代表の中村英誉さんは「ゆくゆくはアニメ化したい」と意気込む。
一方、ミャンマー最大都市ヤンゴンでは6月26日、日本工営やジェトロなどが主催して「在ミャンマー日系企業のための持続可能なビジネス戦略」と題したセミナーを開催。「ミャンマーでは法制度がしっかりしていないため、法令を守るだけでは不十分。企業の姿勢が問われる」などとして、SDGsなど環境や社会の影響を意識することが同国でビジネスをするうえで重要だと訴えた。同様の日本企業向けセミナーはヤンゴンで初めてという。
【取材/執筆 : 北角裕樹】
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