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文韓国大統領『そんなに日本が怖いのか、警備が厳重だというのに』

Global News Asia / 2019年10月12日 9時15分

韓国

 2019年(令和元年)10月22日は、徳仁天皇の即位式が行われる。

 韓国の正しい未来党のソン・ハッキュ代表が、文在寅大統領の姿勢について提案した。ソン代表は、国会最高委員会議で「天皇の即位礼が、日韓関係の突破口になり得る」。その上で、文大統領の直接参加を呼び掛けたのだ。

 この期に及んで、韓国政府は天皇即位礼に誰を派遣するのか、慎重な態度を見せている。一つの提案としては、イ・ナギョン首相が、慶祝特使として参列する可能性が持続的に提起されている。あと10日余りなのに、決まらないのには理由があるのだろうか~残念ながら、アメリカのトランプ大統領は参列しない。その動向を自国に当てはめているのだろうか。

 確かに、イ首相は対日本専門家として有効な交渉力を発揮できるとされている。しかし、今回は政治外交ではなく、日本の象徴天皇の即位という特別なことなのだ。最も日本に近い国としての国家元首が本来ならば、礼節を現すという意味でも参列すべきだ。

 「文大統領が天皇の即位式に参列して、韓国国民の温かい祝いの気持ちを伝えれば、日本国民の心を精一杯とかすことができるだろう」ととても楽観的な意見も聞かれる。この方法が、大統領の地位を高め、韓国国民の自負心を高めるとも。

 韓国が道徳的な優位を保ちつつ、日本は企業負担を減らして平和的解決につなげるという、あまりにも思い上がった考え方がベースとなっている。

 ただ、ソン代表は「韓国が先に、日本に賠償に関連した金銭的要求をしないと宣言し、韓国政府自身が賠償問題の責任を負うと発表する。日本には、過去史問題に対して心を込めて謝罪する」と語った。韓国にも、まっとうな意見を持つ政治家はいるようだ。

 文大統領はなにを怖がっているのだろう。日帰りでも来れる場所が、日本ではないか。歴代の天皇に責任を求めるならば、まずは、即位を認める潔い気持ちと態度からだろう。

 ただ一つ気がかりなのが、文大統領を権力の座から引きずり降ろそうとの韓国国内の勢力だ。それほど文大統領を取り巻く環境は、日に日に厳しさを増している。
【編集 : TS】

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