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オリンピック南北共催は、文大統領のこれが私の進む道的妄想

Global News Asia / 2020年1月25日 9時15分

韓国の国旗

 2020年東京オリンピック開催まで、半年を切った。そして、このオリンピックが始まっていないのに、韓国は2032年のまだ決まっていないオリンピックの開催について妄想中だ。

 1月21日、韓国政府が2032年冬季オリンピックのソウル・平壌共同誘致・開催計画を決定した。しかし、北朝鮮は韓国政府のあらゆる対話提案を拒否し続けている。つまり、韓国はオリンピックがやりたい。北朝鮮は韓国との共同開催はやりたくないとはっきり表明しているということだ。

 文在寅大統領は新年の言葉で「32年五輪南北共同開催は南北が一つの民族であることを世界中にアピールできる。共に飛躍していく絶好のチャンスだ」と述べた。しかし、北朝鮮側は、五輪共催提案を無視し続けている。一言だけ「元も取れない愚かなさま」と評している。国際社会からは「文大統領の提案を北朝鮮が事実上蹴ったのに、韓国政府だけがそれを無かったことにしようとしている」と指摘している。

 東京オリンピックにおいても、合同チーム結成すら実現が不透明な状態だ。昨年2月に、女子バスケットボール、女子ホッケー、ボート競技、柔道の4種目で五輪合同チームにすることに南北政府は合意した。しかし、政治的に膠着状態になり、合同練習どころか対面もしていないのだ。女子ホッケーは五輪予選突破ができなかった。韓国選手だけで予選出場する女子バスケットボールも、合同チーム決定の可能性はかなり低い状態だ。

 急ごしらえのチームで実力を発揮できる戦力にするのは難しい。平昌五輪の女子アイスホッケー合同チームのように、社会的議論になるであろう。北朝鮮からは反応がない。つまり合同チームについては何も進められない。まずは、韓国チームの体制をしっかり固め、北朝鮮の反応を見るしか今は出来ない。

 つまり、2032年の共催など、文大統領の頭の中の妄想…絵にかいた餅に過ぎないのである。

【編集 : KO】

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