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フィリピン、マニラ首都圏の10月からの移動制限緩和・延期の見通し

Global News Asia / 2020年9月28日 10時30分

マニラ

 2020年9月27日、新型コロナウィルス感染防止のため3月中旬から、移動制限(ロックダウン・都市封鎖)をスタートしたマニラ首都圏。規制の強化・緩和が繰り返されてきたが、期待されていた10月1日からの規制緩和は見送られそうだ。

 軽症や無症状者を自宅での隔離としていたが、家庭内感染を防ぐため、8月から政府が隔離施設を用意し収容する方式に変更した。しかし隔離施設が足りず全対象者を収容できていない地域も少なくないのが実情だ。

 フィリピン全体の感染確認者は30万人を超え、以前として、マニラ首都圏での感染者が多い。死亡率は、インドネシアと比べ低く1.8%。

 感染確認者累計は304,226人。治療中・経過観察46,372人。回復者252,510人。死者5,344人。
【編集 : Eula Casinillo】

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