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国際協力銀行、タイで3案件に融資=総額約20億2000万円

Global News Asia / 2014年8月1日 14時45分

タイ東部イースタン・シーボード工業団地にあるサイアム・ヤマモリの生産工場。

 2014年7月31日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、タイに関する以下3件の融資に関する貸与契約をそれぞれ締結した、と発表した。

 アルミニウム二次合金地金メーカーの大紀アルミニウム工業所(以下、大紀アルミ)及びタイ法人である大紀アルミニウム工業所タイランド(以下、DAT)との間での、JBIC分融資としてそれぞれ154万5000ドル(約1億5000万円)及び1億6000万バーツ(約4億8000万円)、合計で2億1000万バーツ(約6億3000万円)を限度とする貸付契約。

 本件は、DATがタイ東部ラヨーン県において行なう、アルミニウム二次合金地金の製造・販売事業に必要な第二工場建設資金をDATに対して直接または大紀アルミを通じて融資するもの。生産能力を増強、さらなる市場シェア拡大を目指す。

 醤油メーカーであるヤマモリ(以下、ヤマモリ)のタイ法人ヤマモリ貿易(以下、YTC)との間での、JBIC分融資として1億バーツ(約3億円)を限度とする貸付契約。

 本件は、ヤマモリが子会社であるYTCを通じて、タイ東部ラヨーン県において醤油の醸造・販売事業を実施するヤマモリタイランド(以下、YTH)設立に必要な資金の現地通貨建て融資で、YTHによる新工場建設ならびに機械装置の導入に充当。日本食ブームを供給面より支え、市場シェア拡大を目指す。

 鉄鋼板等の加工・販売を行なう入船鋼材(以下、入船鋼材)との間での、JBIC分融資として1億バーツ(約3億円)を限度とする貸付契約。

 本件は、入船鋼材がタイ中部パトゥムタニ県にタイ初の海外現地法人として入船鋼材タイランド(以下、IST)を設立、鋼製品等の加工・販売事業を行なうために必要な資金。鋼材を電気製品、自動車部品、建設機械部品及び産業機械部品供給メーカーに供給、アセアンを念頭にタイで事業拡大を目指す。
【編集 : YK】

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