【タイ】中国人違法ガイドの取り締まりを軍政に要請

Global News Asia / 2014年8月22日 12時27分

「タイ人の仕事が奪われている。外国人(中国人)ガイドは出て行け!」という垂れ幕を掲げて抗議する南部プーケットの正規ガイドたち。

 2014年8月21日、タイ北部チェンマイで営業している中国語観光ガイドのグループが、中国人による違法なガイドが横行しているため、自分たちの生計が脅かされているとして、厳しく取り締まるように軍政に請願した。

 タイの英字紙によると、チェンマイの中国語ガイドたちは、中国人観光客を相手にガイドの資格を持たない違法な中国人ガイドが横行しており、現地で正規ガイドの資格を持つタイ人たちの生計が脅かされているという。

 正規ガイドの代表がこの度、軍事政権に対して、こうした違法な中国人たちを厳しく取り締まるように請願を申し立てた。

 現在、中国からの観光客はタイ観光業界にとって最大の顧客となっている。タイ政府観光庁によれば、昨年だけで約2670万人がタイを訪れた。これは2012年度の278万人から増大している。

 中国人観光客には、北部のチェンマイ、東部のパタヤ、南部のプーケットが人気となっているが、そのパタヤとプーケットでも違法ガイドの取り締りを訴える請願が以前から出されている。

 特にプーケットでは、今年に入ってから正規ガイドによる抗議活動を受けて、違法ガイドの取り締りを強化。8月20日にも、2つのグループで違法ガイドを摘発している。

 プーケットでの違法ガイドは約300人いるとされるが、チェンマイの違法ガイドについては掌握されていない。

 タイでは、観光ガイドは国家資格として厳格な試験をパスしたもののみにライセンスが発給されるが、外国人の受験、就労は認められていない。ガイドたちは業務中必ず身分証を身に付ける必要がある。

 ライセンスは英語、中国語の他、各国の言語に対して分けられており、日本語は他の言語に比べて収入・待遇も良いとして以前から人気だが、難易度も高くなっている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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