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母親として「何もしてやれなかった」…源倫子が“いけにえ”として入内させた娘・彰子に対して抱き続けた思い【黒木華に聞く】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月22日 21時15分

母親として「何もしてやれなかった」…源倫子が“いけにえ”として入内させた娘・彰子に対して抱き続けた思い【黒木華に聞く】

NHK提供

俳優の吉高由里子さんが主演する大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合・午後8時)の第36回「待ち望まれた日」が9月22日(日)に放送され、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイト内で更新された。今回は、源倫子を演じる黒木華さんのコメントを紹介する。(※読みやすいようにコメントを一部編集・修正しております)

倫子から見た「まひろ」の変化

――彰子に仕えるまひろについて

年齢の変化だったり、時の流れの変化だったりというものは感じましたかね。あのころのまひろさんではない。服装もそうですし、たぶん殿(藤原道長)から聞いているお話だったりとかで、物を書くということで、認められるじゃないですけど、そういう方って。

たぶん、サロンのときも認めてはいたと思うんですけど、その中でまた再会できたということが、大きく違ったかなと思いますね。

娘・彰子を「いけにえ」として入内させた倫子が報われた瞬間

――彰子の懐妊について

うれしいですよね。あんなに幼かったころに、倫子もそれなりの覚悟を決め、道長についていき、自分の愛する子どもを、いけにえとしてという形で入内させ、やっぱりうまくいかなかったことのほうが多いので。若いころですし。

それがこういうふうに明るくなったりとか、帝(みかど)の寵愛(ちょうあい)をきちんと受けることができて、子どもができるっていうことは本当に喜ばしいし、夫婦としての一つの目標が、やっと叶(かな)ったなっていう感じがしましたね。

倫子の「何もしてやれなかった」というセリフに込められた意味

――娘・彰子への思い

情けないんですけど、やっぱり倫子ができることってすごく少なくて。それを代わりに、教育だったり、そういうものは、まひろさんや赤染衛門がやってくれているので、セリフにも「何もしてやれなかった」っていうことばがありますけど。

でも、倫子はやっぱり産んだ母として、なんとか安心できる場所であればいいなとは、思っているとは思うんですけどね。

母である前にというか、左大臣(藤原道長)の妻としての行動とかがたくさんあったので、その分では、彰子の幸せを願っているのはもちろんですけど、何かしてあげられることがあったのかとか、してあげられていたのかなという思いはあるのかなと思いました。

『光る君へ』

『光る君へ』は、平安時代中期の貴族社会を舞台に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。のちの紫式部であるまひろが、藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で「光源氏=光る君」のストーリーを紡いでゆく姿を描く。脚本を手掛けるのは、『セカンドバージン』や『知らなくていいコト』『恋する母たち』などで知られる大石静さんで、今回が2度目の大河ドラマ執筆となる。

THE GOLD 60編集部

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